「短編と掌編」を含む小説

Twitterに投稿した140文字以内の小説のまとめです。 10秒でさらっと読める（はず）。

第42回「2000文字以内でお題に挑戦！」企画参加作品：テーマ「お気に入りの空」 僕が好きになった彼女は、理系だ。僕も理系は苦手ではないが、比重は多くない。 お互い人間だ。何か…

　語り手である『私』と『溝口君』の物語が繰り返される掌編小説集です。 　だいたいどこから読んでも大丈夫です。

社会人になり、転勤先の近所は学生時代に恋をしていた先輩がいたら……

掌編・短編を１００本書くまで作家と名乗ってはいけないという制約を自らに課した、俺。果たして２０２２年内に無事に１００本書き上げ、「作家」となって年を越せるのか？　そして、書き上げ…

　キングズ・ローは帝国領内にある資源財団の自治都市の1つであり、その周辺地域を行政区画とした管理区である。その市庁舎の近くに図書館がある。 という感じで、とある世界の図書館にあ…

深夜の６０分小説企画で書いた小説を推敲しながら投稿していきます。

ひとつの手紙を頼りに、人の気配のない海沿いの街に来た。

第41回「2000文字以内でお題に挑戦！」企画参加作品：テーマ「合言葉はラッキートレイン」 カフェで執筆していた私。だが、見ず知らずの男女の会話が気になっていた。 二人の交わし…

わたしは隠遁した賢者を訪れた。 この方が校長であった頃に起きた事件の取材のためだった。 帝国の平和の実現のためすべての地位を捨てた賢者の目はやさしかった。 ＊「小説家になろう」…

塾の帰りに必ず寄るパン屋「八重桜」。そこでおやつを買う僕たちには天敵がいた。 もじゃもじゃ髪の毛に埋まるようにめがねを頭に乗っけたお婆さん。 僕たちもジャガネバァってあだ名をつけ…

暗やみのなかをひとり、女が這っている。むき出しの大地はおおよそ平坦だったが、不規則なおうとつがある。盲目なので、暗やみであろうがなかろうが這ってゆくしかない。

いつしか人は無性生殖をするようになった。 だから佐々木さんはいつまで経っても佐々木さんのままだ。 オレも同じ。 オレもいつまで経ってもオレのまま。 明日、オレはまた新しいオレにな…

　ふと思いついた掌編をまとめた掌編集。 　一話完結。あまり集中せずにぼんやりと文章を読みたい方にお勧めです。 　基本的に書きたいように書きました。コンテスト規定文字数に達したため…

三歳の息子がスケッチブックに何か描いていた。 「何描いてるの？」「ぐるぐる」 確かに黒いクレヨンでずっとぐるぐるしている。 「それなに？」「やみのぐるぐる」 そう言って顔を上げた…

飲み会に行けない昨今。 部長とかがする、忘年会の挨拶って意外と好きだったなぁと想いを馳せながら。 夕日ゆうや様の自主企画用の作品です。 https://kakuyomu.j…

電車の中で、塾で嫌いな女子を見つけた十代の少年は彼女のスカートの中が気になってしまった。気を紛らわすためにスマホを操作をしていたら……

少女の頃に図書室で読んだ物語。 大人になって違う形で書店で出会い、迷わず手に取った。 「解説」 そこには、以前は解けなかった恋の謎が書かれていた。

百合の掌編小説（1話完結）を順次追加中。 ラブコメからシリアスまでいろいろあります。 【各話のジャンル分類】 長文 ： 軽めの話・ラブコメなど 短文 ： 真面目・シリアス・失…

校舎裏、誰も来ない池のほとりの東屋。 とても涼しい、霧の中の出来事でした。 クロノヒョウ様企画です。 https://kakuyomu.jp/user_events/1681…