「現代短歌」を含む小説

私たちはどこで死ぬのか、どこに残るのか。

Switch2の落選メールは来た。 でも、君からは何も来ない。

夏は、記憶の深淵を揺らす。 この連作は、その一瞬の眩暈を「虹色の肌裏」という、 身体の最奥に刻まれた感覚として紡ぎ出します。 陽炎が視界を歪ませ、 アスファルトから立ち昇る蝉…

夏の記憶は、 いつも皮膚の奥深くに潜んでいる。 この連作は、 その触れがたいほど繊細な「肌裡（きり）」に刻まれた、 ひと夏の滴るような記憶を辿る試みです。 五感の境界が曖昧に…

現代短歌を載せています。素人ですので、お手柔らかに。 読んでくれる方々に、心から感謝を込めて。

遠く離れていても、恋は続く。 異国に住む「君」と、日本にいる「僕」。 会えない日々のなか、季節のずれや距離の隔たりを、 短歌という形で少しずつ埋めていく。 南国の空、日本の海、…

短歌の創作経験は浅く、10首連作は初めてになります。 抽象的な作品なので、読んでくださった皆様が感じたことを教えていただきたいです。 日々を重ねられるような言葉・表現を届けた…

眠い目をこすりながら、スマホを握りしめる。 つながっていたい。わかってほしい。でも、本当の僕を誰が知ってる？ あなたにも、心当たりはありませんか。

ふれること、ふれられること。 見えない心の輪郭に、日常の光がそっと射す。 ほどけないままの感情を、コードのように胸に抱えながら。 静かな痛みと、小さな息継ぎを連ねた10首の短歌連…

好きだと言えば、壊れてしまいそうで。 嫌いと言えば、まだ自分を守れそうで。 笑えない夜、戻れない部屋。 それでも、愛してると口にしてしまった。 誰かがいた部屋、誰かがいない部…

※5首目の「一瞬」と「真実」の間に入っている半角スペースは、フリガナを正しく表記するため(カクヨムの仕様上、漢字が続くと一つの単語と認識されてしまうため)に仕方なく入れているもの…

気の赴くままに書いています。 気になった枕詞とAIに聞いた気になった枕詞の元来の意味を想いながら考えています。私が短歌に込めた意味は自由に御考えください。

暦上の春に起こる出会い別れときめき惰性を、 地球上から、時の流れから、 春が去ってしまいそうな今にこそ写したい。 すべてを悼みたい。 君やあなたとここで画面越しに出逢ったことも、…

君のいない部屋で、何度も朝を迎えなおす。 忘れられない人との記憶、夢、静かな時間のなかに滲む光と影。 これは、喪失と再生をめぐる10の短歌です。