「密室」を含む小説

　慌ただしい年末年始も終わり、久しぶりにゆっくり二人だけですごそうと、小旅行へいくことにした江蓮と犬彦 　しかし、楽しいアウトドアを満喫するつもりだったのに、到着した山小屋の周…

小説家の大河格造はベテランだが、名前からイメージされるような大作家ではなく、いたずら好きな、多少癖のあるタイプだ。そんな大河先生から送られてきた原稿に目を通した担当編集者は、今回…

　高校一年生のギャルのチルこと岬満（みさきみちる）は、テストの点数が悪かった為ある日、補講を受けるべく理科室へ。ところが肝心の先生が来ない。それどころか、他の生徒と共に理科室に閉…

渡橋銀杏は元禄大学に通う大学生。大学卒業後の進路に迷う中で、ゼミの教授である前島理玖から言われて火野博士の主催するパーティーに出席することになった。化学界の大物が一堂に会する中、…

　外側から鍵をかけることのできない密室で見つかった餓死体。なぜ、被害者は脱出できなかったのか？ 　甘利梨子はミステリー作家を夢見る大学生。梨子は自信作のミステリーを自身の通う大…

　明治の半ば。 　雪深い山奥に唐突に存在している豪奢なホテルでは、暖かい暖炉の前で客たちが談笑していた――。 「大変ですっ。 　雪で吊り橋が落ちましてっ。 　我々は、このホテ…

【あらすじ ※ネタバレを含みます】 　僕、坂本光は乙女ゲーム『フォースコロール２』の世界に転生した。推しのイアサント姫唯一のフラグ相手・リュシアンに。 　イアサント姫は、王太子…

深夜の美術館で起きた密室盗難事件。消えた名刀「雪月花」と、床一面に広がる白い粉。そこに残された血痕と足跡。新人刑事・木村は、美術館学芸員の中島、そして警備会社の山田とともに、3年…

「推理小説なら読者に対してすべてを晒した上で推理させるべきですわ」 閉園間近の雪まつり会場で開かれる奇妙な推理小説談義。 その奇妙さの正体とは。 テーマは「雪」+「ミステリ」 …

この物語りは、北陸の某県の超僻地での、狂気の村（『人喰村』）の、伝説云々の話である。 冬の多い時は、積雪４メートルにも達するこの村に、旅人が間違って入り込むと、何処からともなく…

第一話『ニセモノの恋人』 不倫相手の女の部屋へ向かう男。 しかし、彼を待ち受けていたのは……？ 第二話『赤ちゃんの幽霊にナ憑かれたから育ててみたら』 普通に成長したんだけど。幽…

　警察官である式部史紀は、深夜の巡回中に不審な男を見かける。 　男が逃げ出したので追いかけると、彼は曲がり角の先で背中を刺されて死んでいた。 　被害者が逃げ込んだ先は袋小路。だ…

黒井学園高等部に入学した白木心（しろきこころ）は、生徒会長にして成績優秀な学園一の美少女である黒井望（くろいのぞみ）の助手となった。放課後行われる秘密の実験に明け暮れている二人。…

「ちぐはぐにも程がある。非合理が極まりすぎて理屈が並ばない。理屈が無ければ――お手上げだ」 珍しく雪の降り積もったバレンタイン。 部室に現れたのは、顔を潰された女生徒の死体だっ…

大学の友人二人がリゾートバイトに孤島に向った。待っていたのは二つの密室殺人。一人は謎に挑み、もう一人は初恋におちる。

すみません　やはり画像が付けられないのはちょっとダメなので撤退します。よく確認してから始めればよかったのですが、すみません。(画像付けられるところでは続いてます・・・） 　死…

倉持は気づいたら、廃墟のような一室に閉じ込められていた。 目の前には、ピエロの仮面を被った一人の男。 その男は、脱出の条件として自分を殺すよう、倉持に要求するのだが？！

　主人公の高橋朏《みかづき》は、今年正社員になったばかりな十八歳。 　中卒で雇ってもらえたバイト先に入社でき、これまでの苦労とおさらばだと歓喜したのも束の間、突然謎な辞令で、聞…

嵐が閉ざした校舎の中で、次々と起こる惨劇。 嵐の中、怯える子羊達に紛れ込んでいる狼は誰なのか？ 私達を翻弄しているのは運命か、それとも―― 過去も未来も飲み込む、運命の輪の中心…