「シリアス ディストピア」を含む小説

　……もしもし。宇宙。 　地球は、そろそろ、滅びますけど。 　ううん、というよりこの星はね、 　人間になるの。 　人類そのものに。 「地球、人類化計画」――すなわちそれは…

そのウィルスに感染した者は、知能を失い、人を襲い、仲間を増やす。しかし、恐るべきウィルスが生まれたのには理由があった。 今、人類の存亡をかけた戦いが始まる。 「５分で読書」短編…

　２１２１年の地球……そこでは、数々の世界大戦と度重なる環境破壊によってオゾン層が完全に消滅。地球温暖化は爆発的に加速し日中の平均気温は悪化の一途を辿った。規格外の強烈な紫外線や…

いつものように眠り、いつものように起きる。 しかしそこは既にいつもの場所ではなかった。 右も左も分からず閉じ込められ、隣のエルフに助けられるも、向かった先に安住の地は存在しない。…

ごく普通の男子高校生、カケルは見知らぬ少女につきまとわれるという異様な日常を送っていた。 そんなある日、学校の屋上で大地震に巻き込まれ、地震と共に出現したダンジョンの中にストー…

　　遺伝子変異物質が大戦で使用されて野生生物がモンスター化した世界。銃撃はモンスターの致命傷とはならず、人々は命の脅威に晒され続ける。唯一の対抗手段は機構武器と呼ばれる即効性の神…

　　争いもない、犯罪もない、魔物もいないような世界で“暗殺者”と言う『天職』を与えられた少女ルゥシィ。 　この世界における戦闘職の階級は底辺。碌な仕事も与えられない『彼ら』…

2100年代、特殊な進化を遂げた不可視の生体兵器、通称BACによって人類は脅かされていた。 BACを視認することができるようになった少年少女たちは兵器との戦闘を余儀なくされる。 …

全ての人間がいなくなった世界で、ただ一人残されたアンドロイドは孤独な幾億の昼と夜を過ごしていた。命を持たない人工知能であるはずなのに、彼はいつしか自らの死を願うように。 月が照ら…

シリアスゲームノベル大賞最終候補。 規律だらけの管理社会を描く近未来ディストピア。 軍人の忍は異端者を集めた収容所で謎めいた美青年に出会ったときから、夢と現実とゲームが交錯する不…

異世界の地下数千キロ深くにあるエネルギー施設、 そこで働きながら七年間の時を過ごす者達が存在した。 彼等は七年間のお勤めを終えた時、 ようやく地上へと出て行くことが出来る。 七年…

1話2000から5000文字ぐらいの短編集です。たまに、詩のようなものも挟んでいます。 ちょっと変わった病院や人間、海の底で暮らす男だったりが登場します。 1話完結なので、ど…

黒風（ブラックゲイル）と呼ばれる処刑人が処刑人となる前の最後の記憶は友軍による襲撃。 完全破壊を前に処刑部隊に拾われた彼女は、名前を捨てて黒風となった。 淡々と任務をこなしていた…

　こちらの皆様には、お初お目にかかります。 　珍歩意地郎　四五四五でございます。 　本作は『小説家になろう』様にて連載、完結していましたが、続編が１８禁判定をされ、残念ながら全…

地上は化物に満ち溢れていた。 人々は地下にコロニーを形成して暮らしていたが、やがて訪れるであろう資源の枯渇を憂いて、地上からの資源奪還部隊を結成。 それがリンク・フォースであ…

夏休みも折り返しを迎えた頃、友人のヒナタに誘われて、とある大型イベントへと赴く事になったケイゴ。眠気と不機嫌さを僅かに発しつつ、地下鉄のホームで電車を待つ。 そんな比較的ありふれ…

　南極に浮かぶ直径二十二キロメートルの小さな国は、人魚を造ることにした。 　海中世界に魅了された主人公・ハヤトは海底調査員として従事していたが、実験警護執行科へと異動命令が下る。…

世界最適管理Ai“ユグドラシル”には人々を救う使命と共に人間が人間である理由を探す使命があった。 ユグドラシルは長年人間が人間である理由を見つけられなかったが、“とある人物”の助…

【はじめに】 ２０１９年に初めて完成させた小説作品です。拙いところが多く読みにくいですが、原点という事で公開しています。 【あらすじ】 　人喰いの悪霊《カルマ》によって故郷を奪…

人の話に耳を傾けるためのロボット、ストレプトカーパス。 人類を救うはずのロボットたちは、いつしか人類を滅亡へと導き始め――