「嘘だろ……」を含む小説

僕は音楽が大好きです。 しかしアルバムのままだったり、ランダムで聴くことよりも プレイリストを組んで聞くことが大半です。 残念なことに僕はインスト音楽で育ったんで、 歌詞を聴き…

今回はＳＦ小説をしたが、実際には、小説ではなく、説論といってもいいかも知れない。「表裏」というものが、いかに、「ウソと誠の関係を示しているか？　そして、「仮想敵」というものにいか…

　こちらの作品は、暗黒主催の自主企画「秋の気配と魔法使い」に参加するための書き下ろしです。 　自主企画のURLはこちら。 https://kakuyomu.jp/user_eve…

クラスで王子様のように人気を集める朝霧湊――その完璧な笑顔と振る舞いに、誰もが憧れる。だが彼が密かにスマホで追いかけていたのは、匿名のVtuber「ユナ」だった。甘い声で“あなた…

　八つの肩書きを持つ老人（嘘）が、つらつらと書き連ねる、猫情報やら変な出来事やら漫画・スポーツ・ドラマ・映画・音楽等に関するエッセイ。

冗談の通じない方は読まれないがよろしい。 ナンセンスなフィクションと取るかノンフィクションと取るかはご自由に。 いずれにせよセンスも意味もありません。

今世でも定期的に起こる〝予言〟。 その真偽に揺さぶられる人々の一日を、あなたは覗き見ることになる。 信じるも信じないも自分自身。 当たれば「もっと行動すればよかった」と悔やみ、外…

　夢を抱き、希望に満ちて、未来を夢見て、足を踏み入れた高校生活。 　全ての始まりを意味する、輝ける入学式。 　多くの者達がその胸に期待と喜びを秘めて、その場に出向いたことだ…

名探偵かつ、ミステリ作家。 名探偵が謎を解くなら、作家は謎を生み出す名犯人でなければならない。 嘘を作り、真相を暴く。 名探偵であり、名犯人でもある。 人間と関わる事を恐れた作…

その日、政府は国民に要請した。「子供を三人、産んでください」。嘘の日に告げられた真実が、日本を変えた。「現在の出生率では、政府の力だけでは、もはや全ての国民の老後を保障することは…

ジミーと申します。私事で恐縮ですが、魔女であり恋人であるバニーが病みました。 で、僕は人気のない空間に監禁されました。バニー曰く「愛の巣」だそうです。 永遠に閉じ込めて、二人だけ…

　俺は知ってしまった。 まさか今更こんな真実を知ってしまうとは。 その日は何故かリビングのテーブルの上に戸籍謄本が置いてあり、何気なく目を通して見ると⋯⋯。 　…

大相撲春場所・千秋楽。満員御礼の国技館で、結びの一番の最中に大関・旭龍が崩れ落ちる。協会は“事故”で片づけようとするが、三役格行司・式守大蔵は耳下の微小な刺し跡と救護導線の妙な乱…

産業遺産調査員・葵 朔弥（あおい・さくや／一人称「私」）と、朝来市役所観光振興課の橘 澪（たちばな・みお／一人称「あたし」・軽い但馬弁）が、ご当地の歴史・地形・気象・構造を鍵に“…

「河童は、本当にいる。」 そう信じて疑わなかった少年たちが、溜め池で見たものは――人の形をした“何か”だった。 看板に描かれた目と、あの日の友達の目が重なるとき、物語は静かに狂…

旅の絵描きと王女の出会いが、この国の運命の歯車を回す。 『”魔書”を解読したものを、時代の王とする』王の突然の宣言に揺れるレイエス王国。 激化する権力争い、王都を追われるように逃…

吉祥寺の路地裏で倒れていた男が目を覚ましたとき、記憶は一切失われていた。身元を証明するものは何一つなく、ただ、着古したモッズコートのポケットに一通の手紙が残されていた。 藍とい…

大手芸能事務所は、倒産寸前だった。もはや打つ手がない中、夢を諦めた三人の事務員に最後の賭けが託される。元ミュージシャン、小説家志望、デザイナー。彼らはそれぞれの才能を結集させ、こ…

1972年、ロンドン、霧の港街バークレービルズ。 詐欺師の兄**ジョニー**と、血の気の多い弟**ショーン**。 孤児として育った二人は、この錆びついた街で「何でも屋」を営み、…