「ただわたしだけが」を含む小説

「好きな花に梱包されてわたしたちは天国に運ばれる。遺言する、わたしたちは好きな花に囲まれたいと」 「遺言する。わたしたちは好きな花に囲まれて天国にゆきたいと」 　なつめとあんず…

魔族の侵攻に揺れる国アーケヴ。 いくさに疲弊する人々の前に現れたのは〈髪あかきダウフト〉、聖剣の輝きを以て魔を伐つ聖女―― 最前線の砦に生きる、聖剣に選ばれてしまった村娘と堅物…

「もしもあなたが世界を壊してしまうのなら、わたしがあなたを殺してあげる」 あなたを殺せるのは、はじまりの神であるわたしだけ。 顔も知らない愛しいあなた。あなたが世界を終わらせ…

下記のクロノヒョウさんの自主企画に寄稿。 -------------------- テーマ「犠牲」 ・1000文字以内で完結 ・テーマに沿った書き下ろしのみ ・お一人様一作 ・エ…

　努力しないで手に入れた無双能力で自然の中、人生悠々自適なスローライフだった。なのに美少女奴隷や悪役令嬢のせいで容赦のない不安な日常のただ中に。スキルが〝射殺〟って、無双だろうと…

第1回アイリス異世界ファンタジー大賞にて銀賞を受賞しました！ 2023年7月4日【黒竜陛下の政略花嫁　魔女ですが、助けた竜に嫁入りさせられそうです】と改題してアイリスNEO様より…

疲れ果てた末の脳内垂れ流しです。 ぼんやりと冷たい床に寝転んで、見えたのはわたしの理想のピエロでした。 ちょっぴり汚くてちょっぴり痛いピエロの一部(少し流血表現あり)。

自他ともに認める音楽ジャンキーの中年男・天出臼快人（あまでうす　かいと）は、会社からの帰り道、音楽アプリに夢中になるあまり、事故って死んでしまう。 神の導きによって転生したのは…

分かっている。 分かっているよ。 所詮。 私は地味子。 クラスで人気者の彼。 陽キャの笑顔を。 私は。 そっと、人影越しに。 見つめるしかなかった。 そう。 それだけの…

　昔、10代の頃バイトしていたバイト先の先輩の話。 　先輩（男性）とシフトが被ることが多く、よくいろんな話をしてくれました。色白で細身、背が高く（当時訪ねた時に185センチある…

S市の寄宿学校で生まれ育ったS•マイカは、人口出生児、いわゆる「へそなし」である。へそなしたちはみな、他者との本質的な繋がりを持たないことを思い悩むが、マイカは中でも内向的で、孤…

日常と非日常の境界は曖昧で、わたしは気付かぬうちに非日常に足を踏み入れていた。いつか彼女と対立する日がこようとも、わたしを満たしてくれる何かを探したい。 二人の少女の運命が交…

交通事故で死んだオレが授かった特殊能力は──『怠け者でもラクして最強になれる、わずか３つの裏ワザ』だった。 まるで、くっそ怪しい情報商材か何かの煽り文句のようだったが、これがま…

短歌連作10首です。よろしくお願いします。

本作品は「小説家になろう」にも宙色紅葉という名前で投稿しています。 毎週木曜日に予約投稿されます。 全話の予約投稿が確定した時点で近況ノートに細かいスケジュールを貼りますので、…

気負わず、平易な言葉で暮らしの中で思ったことをちょこちょこと。

魔法使いのアンは魔王退治の激闘のおり、パーティーのみんなの命を守るため、自らに死を伴う大きな呪文をかける。身体と魂を粉々にしてみんなの命を救ったのだ！　みんなに逃げてほしいと望ん…

わたし、陽出流皇国の第四皇女此花姫。 十二歳の誕生日に乙女ゲーム「恋に落ちた花園で」の世界に転生した事実に気付いてしまったの！ ゲームでは、女帝に即位するわたしの花婿候補選びが十…

大学生の倉田空夏が出会ったのは、真面目な高校生の永瀬陸。 看護実習生の空夏に馴れ馴れしい患者をセクハラだと訴えたり、酔った男にからまれているところを頼んでもいないのに助けたり。 …

これはもう、わたしのものじゃない