「短編創作小説」を含む小説

205◯年。秋晴れの午後の、とある老婦人のワンシーン。 自分の道は、自分で決める。だって、誰のものでもない、かけがえのない自分の人生だもの。 そうでしょう？

巨大隕石の衝突によって、地球は滅びてしまうらしい。俺にはその前に、どうしても会いたい人がいる。

この物語の主人公、『私』は自分をうまく操れない。 一分で語れるほど薄っぺらい心、でも救われるのは何十年後になるのだろうか？ これは自分の意思で動く自身の体でもうまく操れない少女の…

出会い系のリアルがここにあります。 夢や希望を抱えて出会いを求める方は必見です。 でもきっといつか良い事はある？

あなたのすぐ隣に、不可解な気配は潜んでいませんか？ 本作『90秒怪談ショートストーリーズ』は、1000文字前後の短い物語に凝縮された、恐怖と不思議の連作怪談集です。 物語はすべ…

その青年はこの世界に失望していた。 そんな失望しきった世界で出会った恋人と過ごす中で、青年の胸中にある一つ想いが花開く。 青年は果たして、なにを想うのか？

言い訳をするわけではないが、俺にだって事情があるのだ。 「えっと、捕まっていらっしゃったんですね。窃盗に傷害……」 「はい。生きていくうえで必要でした」 「この時代の日本で…

俺が教室の違和感に気がついたのは、クラスメイトがさっきと全く同じ言動を始めたから。 ……俺には原因不明で不定期に起きる、昼休みの教室限定タイムリープ能力がある。 ※1072字…

厄介な恋人を殺して山に埋めた男の話。 朝起きたら人面瘡が出来ていた。

ここで紹介するのは全て嘘です。 本当が骨子にされていても、肉付けが嘘なのです。悪しからず

薬を服用する前にカクヨムのページを開きスマホを近くに置いておきます。 私はこれまでスマホを多用しておりほとんど依存症のような状態だったので記憶がない中でも恐らく真っ先にスマホを取…

人間関係が苦手である。 殊更、諍いが嫌いだ。歪み合う相手と一緒にいると、それだけでメンタルが削られる。他の人はどうしてあの空気感に耐えられるのだろう。ハートが強すぎる。

1話完結で。 星新一さんぽくは書けないけど、好きなジャンルをダラダラと書いていこうかと。

夏の終わり、親友のナナが死んだ。私には、その事実が腑に落ちない。 変わりゆく季節の境目、いつもの帰り道の駄菓子屋で、消えたはずのナナは隣に座っていた。 体温は夢か現か。一瞬の…

もし、それを見てしまったら。 それが見えてしまったら。 私は明日のあなたを今日とは違った見方をしてしまうだろう。 恐怖とは、何と罪深いものだろうか。

夜寝る前にオリジナルのアニメを脳内で再生していたのだがこの度、遂にグランドフィナーレを迎えた。 約二十五年の長期作品である。今までよくぞ続いてくれたもので、最終回はやはり感慨深…

大人になっても仲の良い兄弟って良いよね、と思って書きました

雨のよく降る夜だった。 「電話電話……」 夕食の途中、掛ってきた電話を取りに母が席を立つ。食卓には三人分の献立が並んでいるが、上座にある椀は伏せられている。そこは父の席であり…