始まりは穏やかな日常です。 掃除をして化粧をして出掛ける。 道すがら、小学生の姿に幼い頃を思い出し、先立ってしまった伴侶との日々に想いを寄せる。 息子からの電話に微笑み返し、自分を取り囲む全てに感謝を捧げて…… 自分の最期を自分で選べる世界。 私はこの最期に憧れるというのが、正直な気持ちでした。 もちろん、賛否両論あると思います。 でも、向き合って考えてみる。 それは自分を大切に思う時間だなと思いました。 皆さんもこの作品を読んで一緒に考えてみませんか? きっかけをくれる物語。 お勧めです!
時の流れには逆らえないもの。人生をいろどった思い出を振り返りながら、一人歩んでいく川辺の道。息子との穏やかで温かい通話を終わらせた後で、老婦人のミサさんが赴いた場所とは。包容力も迫力も感じさせるミサさんの生きざまは、あなたの目にどのように映るでしょうか?物語の世界観になるまで残り四半世紀。現実味のある終着点に、さまざまな思いをめぐらせてください。