「宇宙の不思議」を含む小説

　地球に異星人がやってきて早二十年。この星は俺たちだけの物ではなくなってしまった。 　理由は移民だった。地下資源採掘のために、そこらじゅうの未開惑星からさまざまな異星人をかき集め…

今日も彼はベッドの上。あたしはいつものように体を拭いてあげる。 「ありがとう」自動翻訳機が彼の言葉を伝える。 集落の外れで見慣れない球体を見つけたのは１０日前。 低い機械音を響…

プラネタリウムの解説員、星歌は大好きな星空を写真におさめようと、とある夜、 丘のてっぺんに登ります。 そこで彼女が出会ったのは……？ 同題異話SR『一夜のキリトリ線』参加作品…

ある夏の昼時、私はほんの気まぐれで交差点を曲がり―― 田圃の中を通る道を走り始めた。 小説家になろう様、アルファポリス様、ノベルバ様、エブリスタ様、セルバンテス様でも公開…

　ショゴスは語る。 　■■■　謝罪文　■■■ 　『クトゥルー神話』関係をよく御存知の方には、不愉快な思いを抱かせる可能性が多々あると思いますので、その辺りは『よく知りもしない者…

七不思議そのいち 【深夜2時に職員室を玉子の寿司が走り回る】 七不思議そのに 【校長室の鏡には人間がマグロの寿司としてうつる】 七不思議そのさん 【井戸の中はイカの寿司で埋め尽く…

宇宙の最果て、星の消える場所。 私は 俺は ずっと君を待っていた。

──遙か彼方、神代の向こう。 ──僕達は星だった。 高校生と宇宙の夢の話。

　片田舎の科学館にあるプラネタリウム。プラネタリウムの投影終了後、誰もいなくなったホールに少年と友人は忍び込む。ただ何となくついて来ただけの少年に対し、友人には何やら目的があるら…

数十年前から調査団を派遣し、死の星と化した《アース》の状態を調べてきた。だが、現在人類が拠点としている《エウロパ》との往復はやはり時間と費用がかかり過ぎると言うことになり、比較的…

催眠述　梗概　 歴史上はじめて「タイムトラベル」を成し遂げたのは、世界一周航海に挑んだマゼラン一行だった。西回りに地球を一周したおかげで、航海日誌の日付が本…

有り触れたことの中に不思議なことというのは存在します。むしろ人間は、不思議な世界とつい隣り合わせに生きているものなのです。そのように思い、自分なりの考えを綴ってみました。

日本が世界に先駆けて軌道エレベーターを建設する…… あのアメリカに先駆けて…… そんな夢のような話は 宇宙を夢見る一人の男と ロボットを作るのが夢だった男によって紡がれていく………