恋愛ものじゃないけれど市川拓司さんのいまあいと似た傾向の話かなと思いました。正直読んでいてつらい。つらいのに読んでしまう不思議さがSFなのかなと。
何処かの家庭でも起こり得るシチュエーションながらも、見ている側も苦悩させられると実感させられました。父親の不器用な愛と子供の我儘のような愛情表現。今後の展開に目が離せません。
最新話まで読んでもう一度プロローグを読みました。言い方は悪いけどお涙ちょうだい展開てんこもり。それを隠れ蓑にして作者は何か仕掛けたか。カテエラではなく本当にSFなら…嫌な予感しかしない。
主人公昴の寂しさや孤独感といった心情が、丁寧な描写によって、読んでいる僕にもひしひしと伝わってきました。物語の中心である星座と今後どのように関わっていくのか、今後の展開が非常に気になります。
主人公の淡々とした生活を通してつたわってくる孤独感にずっと涙腺がゆるみっぱなしです。ひたすらにさみしい。子供は大人とちがってそれをうまく隠せない。主人公を取り巻く人々の視線が優しいのが救いです。