「童話」を含む小説

昔々、ある国に、とても意地悪な王子がおりました。こまった王様が講じた手段とは？

兄を失い、一人浜辺に座り込んで悲しみに浸る少年。すると、ある一匹のクジラが目の前に現れる。

※本作は悲恋です。ハッピーエンドではありません。 声だけで繋がったふたりの、もうひとつの人魚姫――その【偽典】。 アンデルセンの名作、人魚姫。 分析しだすと、意外に筋が通ってな…

人魚姫の物語に、私の名前は出てこない。 王子に見初められ、妃として迎えられた――それが私。 けれど、ある時、知ってしまった。 あのとき海辺で倒れていた王子を、助けたのは『言葉…

アリス好きが贈るへんてこファンタジー。　 アリスが白ウサギを追って穴に落ちた頃、アリスとは違う世界線のある1人のアリスほど有名ではない女の子はアリスとは逆に空に上昇していた。

学生時代に書いていた短い話をまとめています。

ドロップの缶のなかにたまにいるオバケ。ある晩、ころがりでたのはさびしい女の手のひらで・・・

カクヨム「詩・童話･その他」の週間ランキング1位(2025/05/18～20)。 インビジブルは、目に見えないという意味ですが、 透明人間さらには神という意味もあるようです。 …

第二次世界大戦の西部戦線、フランスのどこかで……狙撃兵のドゥは夜の魔女リリスと出会う。

向こうの言葉がわからない。 けれども、向こうもそれは同じかもしれない。 ”同じ道を行く仲間”という気持ちが芽生えた彼が選んだ結末は－－ ※あの頃の知人にこれ見せたけど「？」ってな…

　ある時、魔王を倒すために、勇者、戦士、魔法使い、僧侶、村人の五人が旅に出ました。 　長い旅の果て、強い絆と信頼で結ばれた五人は魔王と対峙します。 　戦いは不可避です。 　それ…

学生時代に、私が実際に体験したお話がもとになっています。 ちなみに私はウサギさんでした……（焦）

　「生きる意味とは何か？」を問いながら成長していくタネが、風やミミズ、太陽、小鳥など自然の仲間たちとの出会いを通して、少しずつ成長していきます。 　嵐の日、小鳥たちを守ったこと…

　悪代官と越後屋。江戸より伝わりし悪しきビジネスパートナー。 　高校生の越後信之助と大河原重吾の二人もそれに近い間柄だった。頭担当の越後、力担当の大河原は互いを利用して上手く立…

　悲しい童話です。 「僕はなぜ生まれてきたの？」 足もなく、空も飛べず、仲間もいない青いヘビ・アオは、自分の存在意義を知るために旅へ出る。

本当に必要とする人に、「剣」は届けられるべきです。 たとえ自分に直接の利益がなくとも、そうする「勇気」が必要なんです。 そう思って、この短編を書いたんだと思います。 （現代の社会…