「ちょっと、切ない」を含む小説

君の家に続く道 僕は、君に会うためにこの道を歩いた。 途中で待っていてくれる君を見つけて微笑んだ。 君と一緒に歩いた道。 僕は君が待っていてくれた場所で眠ることにするよ。 道…

四十年連れ添った女房に先立たれたパークは、息子の勧めで『茶飲み友達の会』という催し物に出かけた。そこで出会ったリカルドとのちょっとしたお話。 ※ツイノベで書いたものです。 ※爺…

とある田舎の高校の演劇部。部員は女子のみ七人。 春が来て、GW明けの五月。 新入生歓迎公演に集まった一年は八人と大入り、入部への期待大。 この日の為に演出が用意した演目は、漢文の…

叶うことがなかった老爺の恋のお話。 ※ミッドナイトノベルズ、アルファポリスでも公開しております。

　少年は公園で、桜の木の下にいた。 　顔は見えないが可愛いらしくて綺麗な女の子だった。 　 　あの子は、黒い箱のようなものを持っていた。箱を開けると、指輪が入っていた。あの子は少…

私は山田 四葉。私は、幼なじみの木村 翔とは仲がいい。 そして彼は、私の初恋の相手でもある。 上手く気持ちが伝えられないまま、毎日が過ぎていく。 ついに打ち明けようとする時、キ…

KAC参加作品 お題『ぬいぐるみ』

カクヨム文芸部の沼らせ〜用に書いてみたんですがどうも自分にドロドロした話は向いてませんでした。もし趣旨とずれすぎているようだったら取り下げます。 ちょっと切ない、ちょっと甘酸っぱ…

不思議で、怖くて、悲しくて、ちょっと切ない12の物語。 １話完結なので気軽に読んでください。

『み、見えるの？』 「見えるかと言われると……ギリ見えない……」 『ふぇっ？　ちょっ、ちょっと！　どこ見てんのよ！』 ◆◆◆ 　仏教系学園の高校に通う霊能者、尚也。劣悪…

光陽学園に通う男子高校生達のちょっと切ない日常-daily lives-を描いた傑作。

『佐倉ユズキ』は、ある日友達の『小野シイナ』からキスの練習台になってほしいとお願いされる。 断れない性格のユズキは、心にもないのに快諾。 初めは、ぎこちないキスだったが、次第に…

伯爵令嬢のセシリアには子供の頃から大好きな人がいる。 「大きくなったら、ブライト様のお嫁さんになりたい」――そう言った彼女は、その願いを抱いたまま十七歳になった。 学園を卒業して…

東京から大阪に来た大学生・小阪初名は、地元民でも迷うと噂される地下街に足を踏み入れ、見事に迷ってしまう。 途方に暮れていた初名に手を差し伸べたのは、驚くべき美貌をたたえた謎の青年…

今話題のタワマン文学（広義）のようなものを書いてみました。 阪急大阪梅田から十三までは、3路線が並走する一種特別な区間です。ここを舞台に、大阪へ移り住んだ若者の人生を描いています。

＜登場人物＞ YOYO・LEE；天才女流画家。25才。容姿端麗も無邪気な中国人。　 新堂英二；自然写真家。62才。独身。元ラガーのお人好し。 本庄美咲；ホテルオーナー。55才。独…

思い描いたものを作れる能力を持っている月草紫苑(つきくさ しおん)、紫苑が忘れたものとは…? 彼と2人の少女の不思議でちょっと切ない物語

義男は、中学生だった時に経験した淡い恋の思い出を胸に、武蔵野の面影が残る公園を、半世紀ぶりに訪れる。 そこには、何とも不思議な出会いが待っていた！ 【主な登場人物】 義男：初老の…

地味で友達もいない、存在感も薄い高校2年生のヘイジ。 ヘイジが通う高校の図書室は幽霊が出ると言われ、生徒は寄り付かなかった。 そんなヘイジが夏休み、解放された図書室で一人過ごすの…