「カクヨム甲子園2025」を含む小説

僕には好きな人がいます。その人と色々あり仲良くなって、お昼ご飯を共にするようにまでなりました。でも彼女は僕を観ない。嘘にまみれた僕を見ている。こんな感情嘘つきを辞めればいいの…

　目が覚めると、俺は小さな小屋にいた。目の前には可愛い女の子！ 　ところがどっこい、なんと俺は勇者のようだ。旅に出ないといけない、魔王を倒しに。 　最悪だ。でも、もっと最悪な…

「見つけた！神様！」 早朝の始発電車に乗ろうとした私は、 私を神様だと言ってくる女の子に話しかけられ 一緒に海に行くことになった。

十年前、母と訪れた水族館で、私は迷子になった。 そこで出会ったのは、『幽霊のお姉ちゃん』。 一緒に過ごした一年間は、幻のように輝き、そして消えた。 だが、再び朽ち果てた水族館で…

主人公”久遠透”は、友人共に居酒屋で打ち上げをしていた。その最中、突然腹部に痛みを覚え、気づけば、病院のベッドの上にいた。 医者の話によると、肝臓がんを患っていたらしく、余命はあ…

物語のようなあの日へ。

とある女性が深夜に訪れるとかいう常識のない迷惑な客に辟易しているお話。 マンションの五階廊下に出てくる怪異を添えて。

初見さんの感想は健康にいい。 人生初見さんの感想も、たぶん健康にいい。 もうすぐ期限切れなので「筆者が高校生」の価値を最大限に奮っておきたい一心のエッセイ。 「こんな時期あっ…

自らの一人称に悩む高校生のすみれ。 ある日、一人称を「私」に矯正するという提案を受ける。 憂鬱なチャレンジはすみれの自我を揺らし―― 超爽快青春小説。 この作品が、誰かの目に留…

動画投稿者である天城晴斗は、相方である霧島夕太と共に、心霊スポットを観光できると噂の“眼明村”へと訪れた。 ＊途中出てくる、URLを調べても何も起きません。

タイトルの読み方は「かいきはくおう」です。 なんでこのタイトルなのかはエピローグで判ります。 この物語のあらすじはいじめを受けていた主人公とヒロインが願いを叶えてくれる不思議な桜…

文芸部の扉を開けた僕が見たのは、美しい女子生徒が今まさに首を縊ろうとしている場面だった。 物語じゃないと満たされない。現実は色々と気に食わない、創作以外じゃ存在意義を満たせない、…

向日葵が下を向くくらいから、初雪が降るころまで起きてる、期間限定の友達。 シェアメイトの向日葵（怪異）とのお話です。

『カクヨム甲子園2025』中間審査突破作品 三浦凛と橋口麻衣。小学生の頃、交換日記で育まれた二人の友情は、すれ違いの季節を経験しながらも、決して途切れることはなかった。互いに抱え…

手遅れ、行き詰まり、そんな訳だから情緖も真暗三宝。 探偵と助手のわちゃわちゃコメディ。 「開いた口が塞がらない」新感覚の短編小説。 3000文字で、くすっと笑いませんか？

見覚えのある田んぼだ。 さらに近づくと、咽せ返るほどの稲臭さと、遠慮がちに飛び交うとんぼとがあった。 山奥の片田舎までの道のりは長く、鳴き出した蝉の声だけが響く。 夕方、縁側で微…

突如、俺のスマホに大量の通知音が鳴り響いた。 けいた『先生、今日も変なこと言ってたね……』 けいた『公で言うようなことじゃない気がする…』 か『きくに耐えないよな』 Takas…