「短編 人外」を含む小説

やたら怪我をする不運体質の少女･アリヤは、憧れの「薬屋の魔女」の弟子になった。 使い魔のセディッカ少年にはなぜか冷たくされるけれど、あるときピンチを救われて以来、彼のことが気にな…

子供の頃に迷いこんだ不思議なお祭り。 その時の話をするとだいたいの人は夢か絵本の話だろうと言うのだけれど、後輩の祢子（ねね）の反応は少し違っていて……――。 お題「お祭り」の短…

「願いを叶える家」がある。 長く住むほど、より大きな願いを叶えられる。 ただし機会は一度だけ、二度目はない。 代償はお手軽、あなたのことを家が忘れてしまう、ただそれだけ。 そん…

猫に似た宇宙人の卵を温めてあげようとしていたら、恋をしてしまった話。

第1回プロット交換会にてしぎ様@sayoino のプロットをお借りして書いた作品となります。 https://kakuyomu.jp/users/sayoino 　その昔、疫病…

退魔師見習いの奏《かなで》は、見回り中に赤い瞳の男と出会う。 「俺は、お前らが蚊と呼ぶ存在の王だ」 「…………はぁ？」 彼は愉快そうに笑いながら、奏の首筋に牙を立て……。 …

和風ファンタジー【イロトキの魔導守】（本編準備中）の短編集です。 灰色兎人形のクーと三人の人間を中心とした、 ある日の出来事。 この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推…

不逞浪士を追い屯所に戻らぬ原田佐之助。 左之助の身を案じ捜索に出る山南敬助と沖田総司。 一方、傷を負った男は見覚えのない家で眼を覚ます。そこには妻を名乗る見知らぬ美しい女がいた……

　1920年6月、オーストリアの古都ザルツブルク。みなしごの少女イルゼとぼろぼろの修道服を着た女、アメリアの出会いから始まる、愛と人生の喜びについての物語。

心を配る仕事、心配りをしている僕は氷の人外。 毎日ふわふわに削った氷を心として成型し、街ゆく人に配っている。 けれども氷の心は徐々に売れ残るようになったから―― 誰かを温めたい…

邑神有奇が友人・東雲祥貴について心配している話。 度々、祥ちゃんって神っぽいなと考えることがあるのですが、その発想からの完全なる妄想ラクガキ。 千葉くんと祥ちゃんは、個人的に人外…

花屋で働く鳥類種のクオ。彼女を雇っているのは、蕾の異形頭である店長さん。 店長さんが咲かせた花を、クオは今日も届けます。届けて欲しいと願った誰かの為に。 ――傷ついた方がいる…

告白した相手から半日足らずで着信拒否されてしまったことに「なんで！？」となり、相手に直談判しにいく宇宙人女の話です。

バケモノとオフ会してしまったアタシ。

　学校一の美少女と噂される彼女の名は、姫宮奈瑞菜（ひめみやなずな）という女の子だった。 　彼女の周りには友だちだけでなく、たくさんの人が群がっている。それを遠巻きに見てることしか…

血液がコウモリになる少女。彼女が生む血のコウモリは先読みの力があるとして重宝されていた。 王族と聖女に血を求められ続ける少女は、生きるに値するいいことを求めている。 ＊＊＊ ノ…

47センチ短編小説大賞に参加しようとして遅刻した作品です。 47センチ短編小説大賞 https://kakuyomu.jp/user_events/168173306565…

　宇良川ケイトは幼い頃に両親を亡くした孤児である。そんな彼は学園祭1週間前に、毎朝一緒に登校する仲である紫園春から悪魔の存在を聞かされる。 　曰く、悪魔とは『悪魔とは自らの願いの…

　第五回性癖小説選手権参加作品です。いわゆる剣と魔法的中世風ファンタジー世界の人外人間恋愛(に今はまだ発展しない)物語です。鎧の見た目はとりあえず自分が知ってる中でなんとなく強そ…