カクヨムコン6の作品募集がいよいよ12月からスタートしますね。作者の皆さまは、執筆に向き合う時間が増えている時期ではないでしょうか。
さて、今回のテーマは「創作論」です。独自の小説執筆メソッドの紹介や、「悪役」の考察、コンテストに参加するモチベーションを保つための思考法など、創作活動のヒントや気付きが得られる作品を集めてみました。
執筆中にふと手が止まってしまった人はもちろん、小説創作に興味はあるけれど最初の一歩がなかなか踏み出せない方にもおすすめです。
本作はこれまでなかった非常に斬新な創作メソッドの教科書です。プロのシナリオライターさんが確率したメソッドですので、その効果はとても高いです。またメリットとデメリットも明確に提示してあり、その点も大変素晴らしいです。
新人賞の文字数制限に苦しんでいる方、「物語の無駄を削ぎ落とす」という作業でお困りの方、必見です!!
このメソッドは間違いなく、貴方の力になる事でしょう!
お薦めです!!
悪役を色々なパターンに分けて紹介し、悪役とはなにかということを書いているエッセイです。
様々な事例を用いて分かりやすく説明してくれています。
というかそんなに例があるのかと言うぐらいに豊富です。
そして、悪役とは「役」であって「悪」とは限らない例も書いてあります。しかし、「役」である以上様式美というものがあるのではないかとこのエッセイを読んで感じました。
みなさんにも一読いただきたいと思います。
この指南書で、特に良いところがある
『基本、問題には一行で解答してくれている』ということだ
「長ったらしくてよくわからない」とか「結局、どれが作者にとっての正解なんだ?」と困惑することがほとんどない
下を見ればわかるように、ほぼ一問一答で解決している
Q.なんで自分の作品に人気が出ないんだッ!
A.売り込む力がないからだッ!
Q.客は小説になにを求めている?
A.感情を揺り動かされることだッ!
Q.小説の強みってなんだ!?
A.製作コストが安いことだッ!!
ほらこの通り、一目瞭然である
「読んだは良いけど、作者の主張が読み取れない」「どうして読まれないのかわからない」という人には非常におすすめできる作品だ