カクヨムコン6の作品募集がいよいよ12月からスタートしますね。作者の皆さまは、執筆に向き合う時間が増えている時期ではないでしょうか。
さて、今回のテーマは「創作論」です。独自の小説執筆メソッドの紹介や、「悪役」の考察、コンテストに参加するモチベーションを保つための思考法など、創作活動のヒントや気付きが得られる作品を集めてみました。
執筆中にふと手が止まってしまった人はもちろん、小説創作に興味はあるけれど最初の一歩がなかなか踏み出せない方にもおすすめです。

ピックアップ

『新人賞の文字数制限』にお悩みの方、必見のメソッド!!

  • ★★★ Excellent!!!

本作はこれまでなかった非常に斬新な創作メソッドの教科書です。プロのシナリオライターさんが確率したメソッドですので、その効果はとても高いです。またメリットとデメリットも明確に提示してあり、その点も大変素晴らしいです。

新人賞の文字数制限に苦しんでいる方、「物語の無駄を削ぎ落とす」という作業でお困りの方、必見です!!
このメソッドは間違いなく、貴方の力になる事でしょう!
お薦めです!!

数をこなし、質も高まる好循環

  • ★★★ Excellent!!!

なるほど、確かに自分の作品に自信があれば、一々選考結果なんてのは気にしない。
その点からして、『作品に自信があったからこそ、応募したことすら気に留めていなかった』というのは道理に合っている気がする。
だが私はそれと共に『入賞者が応募作品を忘れていた』ことについて、もう一つの可能性に思い当たった。

それは『入賞するような人は、過去に応募したものを一々覚えていないくらい、たくさんの作品を書いているのではないか』というものだ。

あのコンテストでこの長編。そのコンテストであの短編。
一つの場所に拘らず、留まらず。そうやってひたすらに数をこなしているから、本気で「その公募、忘れてました!」と言えるのではないだろうか。

そしてそういうやり方ならば、必然的にコンテストに入賞する可能性も高くなる。
数打ちゃ当たる、と冷めた目線で批判したいのではない。
数を気にしないほどの勢いで積み重ねた経験は、必ずいつかは質に繋がる。
数もこなしていく中で、自然とクオリティも上がる好循環。
スゲェ、そりゃあ入賞もするわな。と、著者の熱意を手放しで褒めたいのだ。

そしてその熱意が『読者を喜ばせるため』ならば、更に周囲からの評価は高まる。
私は「好きに書こうよ!」という書き手中心の傲慢な考え方だが、このエッセイを読み、一回立ち止まって読者優先の作品についても真摯に考えてみようかと、心動かされた。

自分を信じる強さを。
執筆にかける熱意を。
それでいて、我欲にとらわれない面白さを。

堂々たる入賞者の素晴らしき作品に、乾杯。

ファンタジー書きの教本、ここにあり

  • ★★★ Excellent!!!

ファンタジー世界を作るに当たってとても参考になる。
土地から種族、魔法に小物……とかなり細かく、たくさんの資料があるので必見。

悪の美学

  • ★★★ Excellent!!!

悪役を色々なパターンに分けて紹介し、悪役とはなにかということを書いているエッセイです。

様々な事例を用いて分かりやすく説明してくれています。

というかそんなに例があるのかと言うぐらいに豊富です。

そして、悪役とは「役」であって「悪」とは限らない例も書いてあります。しかし、「役」である以上様式美というものがあるのではないかとこのエッセイを読んで感じました。

みなさんにも一読いただきたいと思います。

自分の「面白い」で相手を殴りにいけッ!! これが、小説の売り方だッ!!

  • ★★★ Excellent!!!

この指南書で、特に良いところがある

『基本、問題には一行で解答してくれている』ということだ

「長ったらしくてよくわからない」とか「結局、どれが作者にとっての正解なんだ?」と困惑することがほとんどない
下を見ればわかるように、ほぼ一問一答で解決している


Q.なんで自分の作品に人気が出ないんだッ!
A.売り込む力がないからだッ!

Q.客は小説になにを求めている?
A.感情を揺り動かされることだッ!

Q.小説の強みってなんだ!?
A.製作コストが安いことだッ!!


ほらこの通り、一目瞭然である


「読んだは良いけど、作者の主張が読み取れない」「どうして読まれないのかわからない」という人には非常におすすめできる作品だ