こんにちは! カタリだよ。

「第5回カクヨムWeb小説コンテスト」は今年もとっても多くの作品が集まっていたね!
みんなはもう自分の推し作品を見つけたかな? 1万字以内の「短編賞」には、今年も面白い物語がいっぱいあったよね!

今回はそんな短編作品とはちょっと違う、「1話を5分以内で読める」短い話を連載していく「ショートショート集形式」の作品とレビューをお届けするよ。

1話が短いからサクッと読める。でも、気に入ったらもっと沢山のエピソードをじっくり読める。
最初の1話でお話の雰囲気が分かるから、とりあえず1話だけでも読んでみて!

それから、もしレビューが参考になったら「レビューいいね」も届けてあげてね!

ピックアップ

ほんのり……怖っ

  • ★★★ Excellent!!!

カクヨムをレビューからスコップしてみたら、本作に出会い、何気なく前書きを呼んで、半実話なんだなと思いながらポチポチ……読み進めると、ほんのり怖い。。。
半実話だと思うと、ぞっと背筋が凍っております。。。

実際どこまでフィクションなのか分かりませんが、語り口が淡々としていて素朴。
なんだかリアルなのも、物語に信ぴょう性が出てしまうのかと。

想像力がかきたてられる展開も◎

本当だったら嫌だなぁと思いながらも、ホラー好きにはおすすめの怪談集です。

物語の枠から解放された、愉快で優しい言葉たち

  • ★★★ Excellent!!!

面白い人の話は一見、脈絡がなかったりする。
次にどんな話が出てくるのか、まったく予測ができない。

聞いているうちに「今何の話を聞いてるんだっけ?」となることもある。

でも、面白い。『アルファベットの物語』はそんな小説です。

ポンポンと飛び出す勢いのある言葉、リズミカルな言葉。
それによって語られる、小中学時代の個性あふれる友人たちの、懐かしくも馬鹿馬鹿しいエピソード
(個人的には「デンジャラスでんちゃん」が大好きだ)。

そんな彼らも大人になって、挫折したり、人生の壁にぶつかったりする。
その1つの解決策を示そうとする作品でもない。

みんなが苦悩と疑問を抱えながら、それぞれにあがいたり、寄り添っていたりする。

それを語り手である「僕」のさり気ない優しさが包んでいる。

ストーリーを追ったり、意味を求めたりするより、心で感じようとする。
そんな読み方がぴったりな作品だと思います。

気持ちいい甘さ!二度お得!

  • ★★★ Excellent!!!

普段甘い話を好まない自分でも、思わずニヤケてしまう位で、ただ甘い訳じゃない。
小気味のいい会話の応酬、そこから生まれるからこそ、この甘さは気持ちがいい。
登場人物について言及すると、後輩ちゃんは勿論の事、先輩もまた大変可愛い性格をしている。
自分は男であるが、気がつくと先輩(男)の振る舞いに、その、キュンキュンしていた。
これは異な事だ。たったの五話、僅か6000語で性癖が変えられてしまいそうだ。
飽くまでしまいそうなだけだがそれだけの力がこの小説にはある。
とにかく、魅力的なキャラ同士なので、二度可愛さを味わえるお得な作品だ。

知らない世界を知ることが出来ます!

  • ★★★ Excellent!!!

『うまのほねダイアリー』は、旅の記録を綴ったエッセイ集です。
旅行好きな人も、そうでない人も、だれもが楽しんで読むことができる作品です。
何故か――。それは、主に海外での変わったエピソードがたくさん書かれているからです。
それも情景描写が丁寧なので、まるで本当に海外を旅している気分で読むことが出来ます。
僕自身、海外は大学の卒業旅行で台湾に行っただけなのですが、ミトイルテッドさんは未成年の頃から一人旅をなさっていたそうで、僕が行ったことのない国のエピソードを読むと、海外って本当に文化も価値観も違うんだぁと感じます。
インドの家庭でカレーをごちそうになるお話(インドン人のお父さんと少しずつ距離感が縮まっていく様が人間臭くて好きです)や、中には、デリーでの物乞い少年のエピソードのように、心苦しくなるようなお話もあります。
すべて、ノンフィクションの体験談とのことで、とにかくどのエピソードもリアルです。

何度も読みたいと思わせる名作

  • ★★★ Excellent!!!

 最初のほのぼのサバイバルの部分。おそらく凡人であれば「発想」して、「書い」て終わりだと思います。しかしこの作品ではうまく止揚していっていて物語が進み……、脱帽です。

 数年前に掲示板の方で読んで、数少ない感銘を受けたSSの内のひとつだったのですが、今になって再読したいと思い、いざ検索しても全然ヒットしませんでした……。
 でも、こうしてまさかカクヨムの中で見つけられるとは! 嬉しさに肌が粟立ちました。会話のみで構成されたSSで、二度も読みたいと思わせる才能には圧巻です!