概要
彼は彼女が好きで、彼女はあの子が好きで、あの子は彼が好きで……
大黒千歳は高校一年生のころから好きだった北原光に、高三になったいまいよいよ告白する。帰り道で彼に声をかけ、近くのファミレスに入り告白をするが––––結果は玉砕だった。しかしなぜダメなのかを追求すると、なんと光がゲイで、同じクラスで生徒会長の萬屋和洋のことが好きだからだという。自分の恋が叶わず残念な千歳だが、それなら友達にならないかと光を誘うことにした。しかし翌日、判明する。その和洋は千歳のことが好きだったのだ。光はそんな和洋に告白してみたらどうかとアドバイスをし、和洋は意を決し放課後いよいよ告白したのだが、結果は大失敗。だがそこで、なんと光も和洋に告白してしまい、落ち込む。千歳は自分にできることがあるはずだと思い、翌日三人で話し合うのだがなんとその会話が全校放送で流れてしまう。光は自分がゲイ
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