そのまんまなひとことになって申し訳ありませんが、でも実際にこのエッセイを読んで最初に出てきた言葉はこれでした。船でのきつい生活、訓練……こういうことをして、水産物は食卓にやって来るんだなぁと思うと、凄いのひとことしかありません。そして、この「凄い」のひとことを言わせるこのエッセイ、これも凄いです。実際に体験していないと書けない、切れ味があります。ぜひ、ご一読を。
元船乗りの著者が水産高校生活で経験したことを綴ったエッセイです。勉強嫌いな著者が進学したのは水産高校。あまり馴染みのない読者が多いのではないでしょうか?僕もその実態は全く知らないので、このエッセイで知ることが多く、とても楽しく読むことができました!人の人生を垣間見れるエッセイはそれだけでワクワクしますよね😆毎回素敵な物語を提供してくれる羽鐘さんの高校時代を語るエッセイ、オススメです!
作者の水産高校の実体験が、愉快なでテンポ紹介されます。漁業の世界は、『老人と海』でしか知りませんでしたが、それ以上に生々しい、実体験に基づいたお話しがてんこ盛りです。若さゆえの勢いが、面白さに拍車をかけています。こうやってお魚さんはみんなの食卓に並ぶのですね。感謝しかありません。
水産高校というマイナー世界の、船乗りの卵の体験記。普段覗けない世界を作者の軽快な筆で体験できる愉快なエッセイ。エビと混浴、味覚がおかしいロシア人地獄の船酔い、文化祭での缶詰作成、海技士試験、マグロ釣りながらハワイ……どれもこれも面白いし、悲惨なのに、若さゆえキラキラしている。読まないと損。出版されてもおかしくないレベル。ちょっとだけ、私の好きな海軍に通じるところもあるので⭐︎3でなく100くらい入れたい。
作者自身の高校時代から始まる、陸の人間には想像もつかない異世界の話。語り口は軽いのに実体験の手触りがあり、知らない世界を覗き込む面白さがある。
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