容量重視で買った冷蔵庫を買い替えることにした。
普通のルートでは廃棄できないらしく、特別なルートを介することになって……
市井から始まる少し不思議で、少し不穏なドキュメンタリー。
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社会の境界線に近づいた経験を描いた作品。
そこで行われたことが正しいか間違っているかは、この際関係ない。後者であったとして、作者も読者もどうしようもない。
これは日常の陰にあたるのだろう。ある意味ありふれた光景ですらある。
ただ……読んだ人に薄気味悪い印象を与えるのは確かだ。
それは自分が将来的にコレに関わることになるのではないか、という予感を覚えるからなのか――