概要
金打(きんちょう)。それは堅い約束を守ることを示すもの。
以蔵は刀を鞘から少し抜き、それを戻して、音を立てた。
金打を鳴らした。
金打を鳴らした。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!「···折れたのではない。 斬られたのだ···」 人斬り以蔵の4部作!
SFチャンバラバトル大得意の宮本賢治さんが、剣豪小説で新機軸を開拓されました。
主人公は、幕末の最強剣士「人斬り以蔵」こと、岡田以蔵。
物語は、カクコンのお題に沿って、各話、坂本龍馬、勝海舟、沖田総司など、著明人と関わりながら展開されます。宮本さんらしくメシテロもチラッと出て来ます。
どのお話でも、以蔵が渋くてカッコよい。不器用で、人生にまごつきつつも、自分の納得いく道を追い求める姿勢には、感銘を受けました。
今後、この路線を広げて行って、宮本さんの長編の剣豪小説も見てみたいな、と思わせる作品でした。
歴史小説や剣豪小説のお好きな方には、とてもお勧めの一作です。