概要
夜明けを目指して、走れ
文久2年(1862年)、孝明天皇の側近であった岩倉具視は、佐幕派であり奸賊であると糾弾され、朝廷から追放されてしまう。自邸に謹慎していた岩倉だが、それでも土佐勤王党盟主・武市半平太から遠島にすべしと言われてしまい、天誅の対象として狙われる羽目になった。そのため、自邸から霊源寺、霊源寺から西芳寺(通称・苔寺)へと逃げ込んだ。西芳寺はかつて夢窓疎石が庭を作った寺であり、岩倉の養父の甥が住職をしていた。
ここにいれば何とかなるかと思われた矢先、朝廷からさらなる命が下った。
岩倉は洛外に退去すべし――と。
ちょうど寺に転がり込んで来た、とある浪人、才谷梅太郎と共に、岩倉は天誅を狙う志士たちのいる洛中を抜け、洛外への脱出を敢行する。
【キャラクター】
岩倉具視:公家
武市半平太:志士。土佐勤王党の盟主
ここにいれば何とかなるかと思われた矢先、朝廷からさらなる命が下った。
岩倉は洛外に退去すべし――と。
ちょうど寺に転がり込んで来た、とある浪人、才谷梅太郎と共に、岩倉は天誅を狙う志士たちのいる洛中を抜け、洛外への脱出を敢行する。
【キャラクター】
岩倉具視:公家
武市半平太:志士。土佐勤王党の盟主
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!⚔️ 逃げるしかない岩倉具視――夜明けを目指す幕末逃走劇 🌄
『逃げろ岩倉 ~追放公家と脱藩志士の逃走劇~』は、教科書で「維新の功労者」として語られる岩倉具視を、“追われる側”の人間として描き直した、痛快でありながらヒリヒリと緊張が走る幕末逃走劇です ⚔️🌄
佐幕派から「奸賊」と糾弾され、朝廷からも追放され、さらには志士たちから天誅の対象として命を狙われる――そんな四面楚歌の状況に置かれた岩倉が、才谷梅太郎(坂本龍馬)とともに、夜明けを目指して洛中から洛外へと脱出を図る 📜🔥
この“逃げる”という行為が、単なる敗走ではなく、未来へつなぐための選択として描かれている点がとても印象的でした 🏃♂️💨
また、本作の魅力は歴史人物を“偉人”としてではな…続きを読む - ★★★ Excellent!!!「岩倉具視……? あ、五百円札の人か!」←おっさ(略
どこかで顔を見た記憶があるけど、どうしても思い出せない人。日本史の教科書で名前を見たはずなのに、具体的に何をやった人なのか説明しろと言われると言葉に詰まってしまう人。Wikiで調べても、今一つ何やってたかピンとこない人。それが、本作の主人公・岩倉具視です(※個人の感想です)。あ、五百円札の人でしたか。
彼は幕末の動乱の最中、クビになった挙句京都から追放されるという目に遭います。
今流行りの追放モノだと、追放された側がなんかいろいろやって大逆転、追放した側は後悔するが後の祭り、という展開らしいですが、今から百六十年くらい昔のリアル日本における追放モノは、まず命の危険が段違いです。不逞浪士…続きを読む