イギリス人の実態を実体験を元に検証するエッセイイギリス人のことは正直ほとんど知らず、身近に知人もいません。だからこそ強く興味を惹かれました。実体験が中心だからこそ、データでは見えてこない“温度”があり、しかもユーモアたっぷりでとても面白かったです😊そして何より、ヴィル君が気になって仕方ありませんでした(笑)
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(161文字)
皆さんにとって、イギリスってどんな国でしょうか? ヨーロッパにあって、先進国で、国連常任理事国。ご飯が美味しくないのは本当か? 街の風景の特徴は? どんな民族性があるのか?と、深堀りしてもいいし、さらっと街路を歩き回っただけでも味わい深い。そんな『つもり』になれるような、人情の温かさor冷たさ、風景の美麗さ、天気の描写(主に雨)が堪能できます。気軽に英語圏やヨーロッパ圏の雰囲気を味わいたい方にはお薦め度高し! です。
英国が好きな人ならうんうんと思うような小噺を読みやすく親しみやすい文章で書かれていて、思わず引き込まれます。英国好きなら鉄板で楽しめますが、英国に興味のない人にこそ読んでもらいたい。なんといっても面白い!
私は7月にイギリスを訪れたため、からりと晴れた美しい青空ばかりを見ていました。でも、本当のイギリスは、霧雨に煙るロンドンの街なのだろうと思います。ウィンドブレーカーを軽く払うだけで済んでしまう雨。存在を惜しみたくなるほど、羽のように軽い雨です。そこには、美味しいミルクティーがあり、ふと贈られる花束があり、そしてイギリスのご飯があります。読んでいるうちに、まるで自分も旅をしているかのように、イギリスがそっと身近に感じられるエッセイ集です。
「イギリス人は傘をささないのか?」軽い疑問なのに、文化差や食、価値観、広がっていく構成が上手いです。体験談にユーモアと観察眼がぎゅっと詰まっていて面白いですね〜!
紅茶のお話と仏花の話がとても興味深かったです。日本人だとこういう時にお花を送る習慣がないなぁと思った次の瞬間に菊の花が出てきて笑ってしまいました。確かに映画とかで道端でミニブーケ売っててヒョイっと買うとかある!そして菊の花はその感覚で買える!!!菊の花はあまり贈り物にそぐわないと説明した後のチョイスにまたクスッとなりました(読んでない方是非読んで何のお花か確かめてください)。そして最後のオチ!外さない子は何故かちゃんと外さずに正解選んでくるのは万国共通なんだなぁとしみじみしました。
作者様のイギリスにおける実体験をもとに、日本人がイギリスやイギリス人に対してもつ誤った認識やイギリス特有の文化について解説するエッセイです。地球の裏側ですからね、簡単に行けるところじゃありません。誤解している部分も多々あるでしょう。読み終えたあと、イギリスに対する知ったか度がかなり上昇すること間違いなしです。ヴィル君が活躍します。誰って?ぜひ本編にてお楽しみください!
軽妙な文体が楽しい、あとヴィル君が楽しい、異文化体験エッセイです。まぁ、イギリスの男性は傘はささないだろうな、女性はどうだったかな? そう思いながら開いてみましたが、日本と英国の雨の質の違いに着目してらっしゃって、新たな知見を得られました。イギリス人はリーフティを飲まない、については、日本人も緑茶を急須で淹れる人はだいぶ減っているので似た話かと思いましたが、ペットボトルに侵食された日本とは事情が違うようで面白かったです。外国人さんが日本で仏花を買う、という話は初耳で、興味深く拝見しました。お勧めです!
真面目に住んでみないとわからない話ですね。
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