概要
投入過多で票が集まらない苦汁を知り、思いついても我慢にガマンを重ねていたが、遂にその"禁欲"も限界に!
カキたければカクしかない!(ナニを!?) それは、文章をに決まっている。
青山翠雲氏が1ヶ月に及ぶ禁欲を経て、解き放つ"性"/"精"とは何か!? それは、分泌家、いや文筆家としての性(さが)であり、精神(スピリッツ)に他ならない。その溢れる性と精を"とくと”ご覧あれ!
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!答えを急がない時間もまた、人生の豊かさ―じっくり「抽出」する珈琲と思索
「珈琲」を語るエッセイかと思って読み始めると、いつの間にかキャバクラへ連れていかれ、ソクラテスやプラトンが現れ、宇宙戦艦ヤマトの波動砲まで発射される。
文字にすると何の作品なのか分からなくなりますが(笑)、三話を最後まで読むと、不思議なくらい一本の線につながります。
それが、時間をかけることの価値です。
第1話「沸騰」では、豆から淹れる珈琲とインスタントコーヒーを比べながら、手間と時間によって生まれる香りや味を語る。第2話「蒸らし」では、かなり大胆な実体験を経由しながら(笑)、性急に答えへ向かわず、相手の心へ届くまでの「待つ時間」へ話が広がっていきます。
そして第3話「抽出」で、テーマはAI…続きを読む - ★★★ Excellent!!!Coffeeルンバ
ゆどうふ☆ぽんじゅでございます😊。
先日は、小説にコメントを頂きありがとうございます。
珈琲の「沸騰・蒸らし・抽出」を、人の心や創作の営みに重ねた、ユーモアと熱量のある随筆でした。キャバクラでの弁明から哲学。AI論は「答えを得ること」と「答えに至る時間を生きること」は違う、という主張。
書き手の心を整えていく、というくだりが、この作品の核だと思いました。
多種多様な性格を出す深い珈琲にリトマス試験紙を結び付けてしまいました。酸性、中性、アルカリ性、自分にしか出せない一杯を淹れるように言葉を紡ぐ。その姿勢に、創作への愛情を感じちゃいました。
AIの可能性は、使い方次第では、驚異から脅威に…続きを読む - ★★★ Excellent!!!インスタントかレギュラーか
まず始めに、本作は「珈琲を味わおう」というエッセイではないです。
ものの例えとして珈琲を引き合いに出しての、ちょいと深めの思考をするタイプの内容です。
タイトルで誤認しないよう、あらかじめ。
ちなみに私は馬鹿舌なので、豆や焙煎、抽出等々の違いがほとんどわかりません。
ついでに言えば、ブラックが飲めないので砂糖をドバドバ入れるお子様舌です。
世の中は便利になり、それと同時に求められるものの水準も異様に高まるようになってきました。
とにかく結果を出すこと、それを迅速に出すことばかりが是であるような風潮が、ここ数年で加速度的に高まっているように感じます。
YouTubeでのショート動画の隆盛など…続きを読む - ★★★ Excellent!!!文字の壁の消失。そして。
此方のエッセイを拝読して驚きました。
作者様の個性であった「文字の壁」が消失しているではありませんか。
そして「壁」の消失後、語られたことは。
珈琲。だけではありません。
キ◯バ◯ラ。だけでもない。
(此方へいらした経緯にもなかなか興味深いものがありましたが)
その先にある深遠なる哲学。
ソクラテス。
更にその先にある、今私たちを取り囲んでいる、あの──
最後に珈琲に戻る。
しかし珈琲の香を思い浮かべ
「明日は久し振りにお気に入りのアレ、飲んでみようか」などと寝る前にあれこれ考えつつ、拙い頭の中に遥か2400年前に生きたソクラテスの顔も妄想しつつ、やはり文字の壁の消失に茫然としている…続きを読む