冒頭の浄化術から1997年東京へ繋ぐ構成が明快で、物語のスケールを一気に提示しています。異端審問官という立場が、信仰ではなく実務として描かれているため、行動原理に迷いがありません。官邸潜入から悪魔召喚までの流れが速く、交渉が決裂した瞬間に「戦争」が始まる切り替えが鮮やかです。政治・宗教・諜報が絡む状況を、会話の圧で押し切れるだけの熱量があり、読者を置いていきません。義也とサラの関係が「戦友」として立ち上がっていく過程が強く、続きを読ませる推進力になっています。
エクソシストが好きだ。コンスタンティン、エクソシスト、オーメン……西洋の教会のように、日本人は白黒ではまとめられない。日本は魔界がぐちゃぐちゃしていて、悪魔祓いではどうにもならない。ではどうする!現れたのが、主人公たち。ごちゃごちゃするはずの世界をまっすぐな気持ちで乗り越える。これから善悪がどうなるかわからないが、みなさんでお読みください。
私もこんな感じで戦闘描写をかければ良かったのに…(遠い目)
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