概要
事業内容は明確に
三十歳を過ぎて初めて正社員になった男。
仕事内容も待遇も申し分なく、会社が用意した住まいには食材まで揃っていた。
男は冷蔵庫にあった銀色の食品保存袋を開け、すき焼きを作る。
人生でいちばんおいしい肉だった。
だが、この会社が“何をしている会社”なのかは――まだ、よくわかっていない。
わきの未知様の「【ゆるSFコン】未知の短編25-11」に参加中です。
仕事内容も待遇も申し分なく、会社が用意した住まいには食材まで揃っていた。
男は冷蔵庫にあった銀色の食品保存袋を開け、すき焼きを作る。
人生でいちばんおいしい肉だった。
だが、この会社が“何をしている会社”なのかは――まだ、よくわかっていない。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!本人からすると、『幸せ』なのだから判断に困る……。
学校を卒業して、三十代になるまで遊び呆けて生きてきた男性が、
ある企業に就職した話にございます。
家具備え付けのアパートまで用意してもらえて、
なんと食料付き。
家具も高級。……いやいやいや……どんな企業だよと。
そしてそんな生活を続けていくとー……案の定な結末が待っておりまして。
この話を読んで、思い出したのは、
結婚して就職した仲間のことでした。
比較的、この物語の主人公である男性と、似たような境遇の男だったのですが、
よく泣いてよく笑う、面倒臭いやつ『だった』のを覚えてます。
過去形を用いたのは、彼の子供が三歳くらいになって、久々に会った時のことでした。
表情が死…続きを読む - ★★★ Excellent!!!世の中、うまい話なんてあるわけ……あった!?
30歳を過ぎたアルバイト暮らしの男を、即採用してくれる会社……これはちょっと怪しい臭いがします。
しかも会社の事業内容は不明、これほど怪しい会社もありません。
しかし、怪しい仕事は闇バイトが主流の昨今、わざわざ正社員採用を行ったこの会社はきっと大丈夫のはず!
何より、今までアルバイトだけだったので、男の社会的信用はわずかばかり……背に腹は代えられません!
しかし、男に与えられた仕事は事務作業ばかりだったようで、事業内容は不明でも問題なく働くことができた模様。
仕事に慣れた主人公は、地方の支店のヘルプを任されるように!
これは喜ばしいことです!
しかも、地方に住むためのマンションも会社持ち。…続きを読む