概要
仮面ライダー愛の皆様も、ショッカー派の皆様も、どうぞよろしくお願い致します。
千織@山羊座文学様の自主企画
第3回山羊座賞の参加作品です。
https://kakuyomu.jp/user_events/822139838565732373?order=published_at
お題は「仮面」、文字数の規定1800〜2200文字以内です。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!仮面ライダー
子どものころ、仮面ライダーに憧れた。
バッタ男🦗
怪人だ😳!
正義のヒーローなのに、
悪者一味とおんなじカテゴリー。
スゲ〜と思った。
幼稚園のころだった。
お昼寝の時間。
学級崩壊していた。
小さなギャングたちは、暴れ回った。
マツシマくん。
乱暴で粗野。やな奴だった。
教室の棚に上り、幼いわたしは、
マツシマくんに必殺技を放った。
ライダーキック。
落下エネルギーを使った、ガチ攻撃だ。
敷かれたお布団の上に、マツシマ怪人は転倒し、大泣きした。
騒ぎを聞き、駆けつけた保母さんに、クラス全員連帯責任で説教された。
幼児による正座である😓😓😓💦
父さんはスーパーヒーロー。
戦わないヒーロー。…続きを読む - ★★★ Excellent!!!ヒーローとは、子供に夢を与える仕事だから
ベルトに手を当て、ポーズと共に大変身……ご存じ、仮面ライダーですね。
ライダー1号から始まった昭和時代と、クウガから始まった平成以降のライダーとでは、デザインやコンセプトが随分ガラッと変わってきていますが、いつの時代でも「未来ある子供たちの夢と希望であれ」という姿勢は変わりません。
つまり、ライダーたちの意志は途切れずに続いてきていたわけです。
今を生きる子供も、昔子供だった大人も、その意志を感じてきていたことでしょう。
そんな「ライダーに魅せられた一人」であるお父さんは、「テレビに映らない仮面ライダー」だったとか。
うーん、なんか子供騙しの嘘をつかれているみたいで、モヤッとしますね。
私…続きを読む - ★★★ Excellent!!!お父さんは嘘つきじゃなかった 家族の温かい空気を感じる物語
『父さんは嘘つきだと思っていました。』
この一文から始まる物語。
はは〜ん、これはお父さんが子どもにちょっとしたかわいい嘘をつくお話なのだな、と思いました。
ご存知の通り、仮面ライダーは子供向けのテレビ番組。
現実世界では怪人も出てこなければ、ヒーローがベルトであっという間に変身して戦う、なんてこともありません。
(…知らないだけで戦っているのかもしれませんけれどね?)
けれども、この物語のお父さんは、決して嘘をついているわけではなかったのです。
それがどういうことなのかは、この物語を読んでみて欲しいと思います。
短い物語の中に、何気なく家族が積み重ねてきた柔らかい時間と、温かい空気、…続きを読む - ★★★ Excellent!!!仮面ライダーが好きな人、ちょっと読んでみて下さい!
やられた、僕は読み終わってそう感じました。
仮面ライダーの短編、こう書くと自分でも変だなって思いますが、皆様に力強くお勧め致します!!
ここには親子がいます。私が語れるのはそこまでです。一体どんな話なのか、それは読んでからのお楽しみです。
さて、仮面ライダーというのは、最早日本の子供にとっては文化です。
別に大袈裟な話でなくて、私は日常的にそう思うんです。
例えば私の友人の子供の話です。
友人であるお父さんは仕事が忙しく、いつも帰るのは子供が寝てからです。
赤ちゃんの頃は起きている時間に全く会わないので、「自分が父親」だと子供に認知してもらうのにすごく時間がかかりました。
休日に…続きを読む