概要

世界は遠くにあると思っていた。けれど、隣に住んでいた。
あらすじ

東京・江戸川区、西葛西。
多国籍の人々が行き交うこの街で、
三十五歳のケアマネジャー 佐久間俊介 は、
仕事に追われながらも、どこか心が乾いた日々を送っていた。

利用者の支援には誠実でも、
自分自身の暮らしは誰ともつながらない。
「人のケアはできても、自分のケアはできない」——
そんな矛盾を抱えたまま。

ある日、隣の部屋に越してきたのは、
インド・ニューデリー出身の介護士 アーシャ・メータ(28)。
特養で働き、永住を夢見ている彼女の部屋からは、
スパイスの香りと、ヒンドゥーの祈りの声が流れてくる。

最初は戸惑い、距離を置いていた俊介。
だが、ある利用者の支援を通じて、
彼女と“仕事の現場”で再び向き合うことになる。

異国の隣人との出会いが、
俊介の中に眠っていた「誰かと…続きを読む
  • 完結済24
  • 27,081文字
  • 更新
  • @yoshi1235
いつも応援ありがとうございます。 どうかよろしくお願いいたします。

おすすめレビュー

★で称える

書かれたレビューはまだありません

この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?

関連小説