１３番目のルミナ

王国には『塔の魔女』と呼ばれる高位の魔女が１３人いる。ルミナはその末席の１３番目の塔の魔女だ。王に第一子の王女が生まれ、その祝いの席で、ルミナたち塔の魔女は王女に祝福を贈ることになった。しかし９番目の塔の魔女が宴に招待されておらず、怒った９番目の魔女は、王女に「１５歳の誕生日までに紡錘（つむ）が指に刺さって死ぬ」という死の呪いをかけた。
これは、魔女の呪いで混乱する王国で、同僚の魔女のやらかしの尻ぬぐいのため、糸車がキャンプファイヤーされるのを止めたり、厄介な隣国の魔女の襲撃を防いだりと奮闘する苦労人の魔女ルミナの物語である。あと、転生幼女と猫の物語でもある。

※世界観は、『眠れる森の美女ナーロッパ風』といった感じです。
※全１５話＋おまけ１話