『働くということ』の本当の意味での恐ろしさを、あなたは知ることになる

 何よりも本人の実体験がリアルに、時に大げさに書かれているため、読者自身も我が事のように受け取ることができます。

 過去の悲惨さを、むしろ笑いというポジティブなエネルギーに変えてやろうという思いがあるから、こちらも「そんなんありえへんやろ(笑)」と面白おかしく読めました。

 今仕事が大変で辛くて辛くて死んでしまいそうな人。

 この作品を読んで、「なんや、まだがんばれるやん。」と一息つきましょう。少なくとも自分はそう思えました。

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