パチンコ屋店員芸人奮闘記「それでも僕は、やめていない」

原田おさむ

序章

パチンコ屋で働くということ。序章


さてさて、私も芸人しながら某店で働き続けておりますが。

パチンコ屋とはどんな仕事をするのか?

求人誌を見てみますと、アルバイトで時給1200円以上はありますよね?

他の職種と比べても、高いと思います。

はたしてどんな仕事なのか?

僕の過去を追ってご紹介したいと思います。


僕が最初にパチンコ屋でバイトしだしたのは、18歳のとき、パチンコ屋に法律上入店を許されるギリギリの歳でした。

つまり今から22年前ですね。

商店街のはずれにある、メチャクチャ暇な店で、お客さんが自分で箱の上げ下げしてたし、老人や女性のみ交換を手伝えばいい。そんな適当な店でした。

コースの端っこに灰皿があって、タバコ吸いながら仕事してたし、お客さんに休憩時間は喫茶店に連れて行ってもらったり、暇でズブズブのお店でした。


そこで時給1000円。でも当時では高い方だったと思います。

暇で居心地よかったんですが、時間がたつのが相当遅く、時計を見ながら仕事してましたね。


でも芸人としての予定と両立できず。

あるコンテストの予選があるとき、無断欠勤して辞めちゃいました。

すいません。

もう時効なんで許してください。

その予選も見事に、落ちました。

自業自得です。


そこから僕のパチンコ屋店員としての道が始まります。

最初に暇なお店で働いてしまった。

それは結論から言うと、とても不幸な事でした。

それは後に、とんでもない悲劇を招きます。(>_<)(>_<)(>_<)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る