異世界と現代のギャップによる絶妙なコメディ小説

 3DSも回転寿司のタッチパネルもワンダースワン扱いしてしまう異世界誤知識お姫様とメイドさんと主人公の交流をコメディタッチで描いた小説。

 ただ緩慢に現代のB級グルメの評価していくだけの物語ではありません。
 ほのぼのとした日常の中にしっかりとボケと突っ込みが織り交ぜられているので退屈しませんし、読み進めていくとほっこりします。

 普段、お姫様とメイドさんはドラゴンの肉を食ったり、たまにワイバーンに襲われたり、宮殿で軟禁状態で過ごしてたり、まずいイノシシ肉を食わされているという下地がありますので喜ぶシーン多めですが味に感動しても、我々にとって想像できない何か意味不明なことを叩きこんでくるので楽しいです。

その他のおすすめレビュー

七色春日さんの他のおすすめレビュー33