復讐物です。主人公のローグは虚無感に駆られながら旅をしていますが、中盤で旅の目的を達成します。そのとき明かされる真実が読者を驚かせるものであり、物語の転換点となります。この辺りでグッと面白くなります。もちろん、最後はきっちりと復讐を遂げ、伏線をすべて回収します。物凄くよくまとまっていて、こういった味のあるストーリーは読後感がすごく良いです。最後まで読んで、決して損はしないですよ。