読者と主人公が同一人物であるかのように、全体にかかった霧を、少しずつ、それでいて着実に振り払っていくかの如く展開されるストーリーに、心底惹き付けられた。
はじめまして、アヤナミ シュウスイです。 【note】 https://note.com/syusui_221b/ ◇氷堂 凛先生 主催企画「第一回皋賞」に…
描写が丁寧でした。読んだら、切なくなっちゃった。
物語全体を切なくて、悲しくて、でもどこか優しい不思議な雰囲気が覆っています。言葉の通じない主人公と少女の交流。彼らの言葉が通じない理由は終盤で明らかになるのですが、『なるほどそう来たか』と思わさ…続きを読む
僕は少女を助けたいと思った。でも傷ついた僕はあまりにも無力で。それでも力を振り絞る。悲しい時代。悲しい人々。そんな中で懸命に生きている君がいた。主人公の自分に出来ることを必死に行う…続きを読む
短編だし気楽に読めるかなと読み始めた作品でしたが、文字を目で追うごとにどんどんその世界観に吸い込まれていきました。さらっと読むにはもったいない、短いからこそ、何度でも読み返してまたじわりと心をあた…続きを読む
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