超絶可愛いすばるちゃん(♂)と、愉快で困った仲間たち?

本作については、すでにレビューで沢山書かれているとおり。

超絶可愛い、理想的な美少女(ただし性別男)のすばるちゃんが、あれよあれよと理不尽な騒動に巻き込まれていくお話です。

その登場人物一人ひとりが、これでもかというほど個性的。
主人公の親友のお父さん、お母さんに至るまで頭の中にぱっと思い浮かぶほどキャラが際立っていて。

そして、最大の面白さは、みんなに大人気で次から次へとイベントが舞い込むすばるちゃんは、親友など数人以外は自分が男だということは知られておらず、さらに知られたら困る状態にどんどん追い込まれていくこと。

そのあたりの、ハラハラさが良いスパイスになって物語全体に良い緊張感を保ってくれます。


そんな個性的なメンバーが沢山出てくる本作ですが、私が一番心惹かれたのは、すがすがしいゲスの篠崎一真。これはもう、『おめでとう、俺はろくでなしに進化した』(おめろく)まで読むしかないですよね。

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