どこまでもナンセンスな駅の物語。

侵食、増殖、機械、戦争...

確かにこの物語はどこかで見たようなSFの展開である。
しかし、横浜駅というありふれた存在を主軸に置き、横浜駅の要素をSFのパーツとして散りばめることによって、物語にどこまでもシュールでナンセンスな雰囲気が生まれたのだ。
伊達なSFとは一線を画すこの小説、鉄道好きなら是非読んでいただきたい。

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