私は物語を読み終えた時、歓喜に震えました。本物だ、と

女子高生天才声優が、とある事件に巻き込まれ、非日常の世界に足を踏みこむ。

まあそういったお話は多々あるものですが、一際目を惹くところは、巧みな物語運びだとかんがえております。

巻き込まれる理由から、主人公、ヒーローの行動理由、職業や設定の活かし方。それには全て理由があり、放出されてしかるべき場面に明らかになる。

ビターエンド派ですから。

この台詞の使い方は、最高でしたね。

ソルトという、ある意味もう一人の主役といっても良いキャラクター。最高のタイミングです。

全ては必然。

全ては計算。

とてつもなく完成されきっている物語に、心酔してください。

お見事でした。

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