春の日差しのような優しいお仕事ミステリー

軽やかでリズミカルな語り口と、どことなくセンチメンタルな情感たっぷりな描写。
段々と近づいていく主人公の栞里と無口で変わり者のさすがさんの織り成すドラマに自然と感情移入し、夢中になって読んでしまいます。
さすがさんのキャラがまたいいんですよね、変なんですが、回を追うごとにだんだん恰好良くみえちゃう。
本屋で起きる様々な出来事とそれにまつわる小さな謎を解決していく、とても雰囲気のいい、春の日差しのような優しいお仕事ミステリーです。お洒落な喫茶店で、コーヒーでも飲みながら読みたい一作。

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