水や魚、湖の青が目の前に浮かぶような美しく幻想的な作品です。描写が濃厚なのに読みやすく、気が付いたら作品にのめりこんでいました。二人の関係性が美しくも切なく、胸がしめつけられました。面白かったです。
カクヨムの隅っこで恋愛、異世界、児童文庫、SFなどいろいろ書いてます。 《書籍化作品》 第1回野いちごジュニア文庫大賞特別賞受賞作『乙女チック同盟』が書籍化。…
この作品を読んで感じたのは、品です。文章とはここまで美しく書けるのかと、ため息を漏らしました。まるで青を基調とした硝子細工の様な文章は、幼い頃に初めて万華鏡を見た時の様な心持ちにさせてくれました。…続きを読む
すごく良かった。この、えも言われぬ感覚は、読むことでしか得られない。と思った。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(470文字)
死んだはずの恋人の骨が変じたのは、青い金魚。主人公はしばらく共に暮らしますが、故郷の湖へ帰す事を決めました。二度目の別れの時、それはそれは美しい青を見ます。溺れるような、燃えるような、深く重…続きを読む
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