ソーダ水の中の はじける泡。

選んでくる言葉たちが とても瑞々しくて
作者の感性が きらきらと 水面に光っているの。

人魚姫なのだから 誰もが心配して
どこか笑顔の先に 色々な哀しみを 感じとってゆく。

でも、かわいくって ただ消えゆく儚い泡ではなくて
透き通った 甘いアオイロの ソーダ越しの世界みたい。

海の近くに住んでいる 響くんの家での話がすき。
学校に行っちゃうと ちょっと外れていってしまうようで
でも、まだ途中だから、どうなっていくのかな。

エピソード7の「出港」の冒頭の 詩のような表現に
たまらない魅力を感じます。つづき、待ってます。

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