自然の摂理を知り、礼節を重んじ、仁義を通し、我が道を行く。たとえそれがSF世界であっても、猫の格好よさ、可愛さは変わりません。うーうにゃななにゃうにゃー。
古典作品の訳やオリジナル小説、現代語の古語訳などを書いています。 [Site] https://yamanekoya.net
舞台が宇宙船、主観が猫、そして王様。珍しくも興味深い舞台で、低い視点から見える世界は、単調で滑稽で、切なくも愛おしい。猫一匹と侮るなかれ。猫でなければ出来ないこともある。気高い王様は、それが…続きを読む
主人公の猫の王様が、自身のことをきちんと王様だと自覚して振る舞っている点が、とてもユニークでおもしろかったです。それでいて、船に乗船している真の理由が、自身を拾ってくれた人間への義理という一本筋…続きを読む
宇宙船を舞台に、ネコと魔法の話。ネコと魔法の話であるというだけで、おとぎ話は面白く成立してしまうところがあって、そういう意味では捻りはないけど。でも心に残るのは確かだ。
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