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概要
2008年8月16日。21人と一つの村が、この世から消えた。
※この作品はフィクションです。
新潟県の山中に、かつて「幸来纈村」と呼ばれる小さな集落があった。
2008年8月16日。
村民二十名と、捜査に入った警察官一名が消息を絶った。
村の人口は二十一名。しかし、その全員が戸籍をはじめとする公的記録に存在していなかった。
唯一保護された村民は重度の錯乱状態にあり、現在まで一度も有効な証言を残していない。
県警は本件を集団失踪事件として処理した。
だが、その結論に納得しなかった警察官・汐月 謙は、五年にわたって独自の再捜査を続ける。そして2013年10月、当間山から寄せられた落石事故の通報に単独で応じた後、彼もまた不可解な状況で姿を消した。
現場に残されていたのは、無人の警察車両と、不自然に抉られた巨大な岩だけだった。
それから十年。
三
新潟県の山中に、かつて「幸来纈村」と呼ばれる小さな集落があった。
2008年8月16日。
村民二十名と、捜査に入った警察官一名が消息を絶った。
村の人口は二十一名。しかし、その全員が戸籍をはじめとする公的記録に存在していなかった。
唯一保護された村民は重度の錯乱状態にあり、現在まで一度も有効な証言を残していない。
県警は本件を集団失踪事件として処理した。
だが、その結論に納得しなかった警察官・汐月 謙は、五年にわたって独自の再捜査を続ける。そして2013年10月、当間山から寄せられた落石事故の通報に単独で応じた後、彼もまた不可解な状況で姿を消した。
現場に残されていたのは、無人の警察車両と、不自然に抉られた巨大な岩だけだった。
それから十年。
三
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