このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(658文字)
大学生活の挫折や現実の生きづらさから「自分は宇宙人である」という設定で自らを保つ青年と、それを同情ではなく「珍しい昆虫」を見るような好奇心で観察し続ける少女。二人の間に流れる絶妙なディスタンスと、それが「地球の言葉」へと昇華されていくプロセスが極めて鮮烈で、ゾクゾクするような知的好奇心を刺激される傑作でした。
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