概要
丁寧に生きられますか。ちょっと無理なら雑に生きてしまうがいいさ。
ある日、私は仔猫を拾う――
私の名は向井道零。独身だ。親が遺した家に住んでいる。自営業者というか、半自由業というか、まあフリーランスだ。色々な頼まれごとを引き受けて生計を立てている。
向上心はさしてないほうかもしれない。勤労意欲が旺盛だったらこんな暮らしはしていないだろう。気になる人はいるものの、恋してはいない。この年になると、片想いなんて面倒なだけだ。不毛だし。
夢はない。希望もとくにない。丁寧になんて生きられない。おそらく雑に生きている。それでも、べつにつまらなくはない。日々はそこはかとなく楽しく過ぎてゆく。
独身中年男性の雑な現状肯定だるふわライフ。
仕事は一応している。
猫もいる。
※毎日(なるべく)17時〜18時に更新。
※とりあえず本1冊分位を目途に考えています。
※TALESにも載せています。
私の名は向井道零。独身だ。親が遺した家に住んでいる。自営業者というか、半自由業というか、まあフリーランスだ。色々な頼まれごとを引き受けて生計を立てている。
向上心はさしてないほうかもしれない。勤労意欲が旺盛だったらこんな暮らしはしていないだろう。気になる人はいるものの、恋してはいない。この年になると、片想いなんて面倒なだけだ。不毛だし。
夢はない。希望もとくにない。丁寧になんて生きられない。おそらく雑に生きている。それでも、べつにつまらなくはない。日々はそこはかとなく楽しく過ぎてゆく。
独身中年男性の雑な現状肯定だるふわライフ。
仕事は一応している。
猫もいる。
※毎日(なるべく)17時〜18時に更新。
※とりあえず本1冊分位を目途に考えています。
※TALESにも載せています。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!何も起きていないのに、なぜかずっと読まされる
カクヨムで、昔から好きだった作家さんの新しい文章を読むという体験が初めてで、緊張しながら読み始めています。
仔猫を拾う。
コンビニへ行く。
晩酌する。
仕事を探さなければと思いながら、できれば働きたくないとも思う。
大きな事件が起きているわけではないのに、読まされます。
独り言や自虐ツッコミ、生活の細部から、主人公の人生がじわじわ見えてきます。
「誰も止めないし。誰もいないし。」
「生きろ、裕福な獣医め。生きるがいい。」
こういう言葉の置き方、文章のリズムは、やっぱり他にない気がします。
上手すぎて、改めて青先生の筆のすごさを感じています。
整った文章ではな…続きを読む