魔法魔術専門学校(マホ専)

魔法学校の受験に失敗した湖ミナモはささくれた心のまま魔法魔術専門学校（マホ専）に入学する。そこは、少年少女からおっさんに妊婦、ヤンキー、留学生もいる。一年生九十九人の中には九人の留年生もいて、人種のるつぼ。入学一日目に、一年生は魔法禁止を知る。噂では、魔法の失敗で生徒が亡くなったから。やってることは普通の高校と変わらない。また「パンドラの箱」という重い箱をそれぞれが十三階のロッカー室まで運ぶ作業もあった。ミナモは美少女ひかりと友達になるも、教師に生徒会役員を押し付けられ暗黒の学生生活の予感。羽猫と少年の出会い、おばあちゃんの折れた杖の秘密、ミナモの手紙の真相、狼王と不老不死、秋の文化祭、魔女と竜の骨といろいろありまして。そして、一年後「パンドラの箱」の秘密が明かされる。