概要
ダンジョンで死にかけたスキル無しの俺は、力が覚醒し影の王となる――。
主人公、佐藤歩は父の残した借金に苦しむ母を救うべくダンジョンシーカー候補生となった。
だが、歩には本来あるはずのスキルが無かった。そのせいで学校では肩身が狭く一部の人間からは見下される始末。だが彼は諦めず努力を続けた。スキルが無くてもシーカーになって母を助けたいという一心で。
そんなある日、歩はダンジョンで事故に巻き込まれ遭難してしまう。武器も何も無いまま、ダンジョン奥深くへただ一人。絶体絶命の歩だったが、ついにその時彼のスキルが覚醒した。
その名も『スキルポイント+』
スキルリストにあるスキルにポイントを振って取得、さらにそのレベルを上げ強化していくというチート級の能力だった。
本来、シーカーはスキルを一人一つしか持たない。しかし、歩の『スキルポイント+』はポイント次第で無数のスキ