概要
この失恋をどじょう鍋に捧げてグツグツ煮て頭から食う。
皆様は食べたことありますか?
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!コレが飯テロだ👀!!!
スッゴい、飯テロ小説です
😳!!!
前編と後編の編成です。
失恋したアラサーのお姉さん。
前編はグチのみです💦
でも、このグチがおもしろい。
饒舌で口が悪い。けれど、善人だから、優しさがある。お友達になれるタイプです。
そう、ソレはもう、しゃべらない寅さん。※グチは心理描写です。
後編は、寒い中歩いて移動してきて入ったお目当ての駒形どぜう屋。冷え切った心と体を温めるために熱燗を飲みます。
圧巻の熱燗🍶
スゴいパワーワード出現です!
グツグツ煮えたどぜう鍋。
ネギと山椒をタップリ散らしたのをハフハフ食べる😆
そして、甘じょっぱい割り下の沁みたクタッとしたどじょうで白ゴハンに乗っけて、かっこむ🍚…続きを読む - ★★★ Excellent!!!言葉選びがいちいち面白い! そしてどじょうが食いたくなる!
よくもまあ、こんなにポンポンとテンポよくパワーワードを連射できるものだと感心します。
これは相当に頭が切れる人じゃないとできない芸当です。
作者様の地頭の良さとセンスの良さがきらりと光りますね。
そんなパワーカードの数々から、失恋した女性のやけっぱちな心情が実に豊かに紡がれています。
正直前半だけでも十分に作品が成立するレベルでの満足感の高さです。
しかし、今回は贅沢に、どじょうを頂くのです。
この食レポの様子が実に言葉巧みで、臨場感あふれるのですよ!
止めどない表現による贅沢な飯テロです。
いやはや参った、こりゃどじょうを頂かないわけにはいかなくなったというのに、生憎どじょうを気軽に食べ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!浅草寺でお参りする。あいつと今カノに持続可能な不幸が訪れますようにw
異世界ファンタジーの書き手の浦松夕介さんが書いた恋愛短編です、これ、相当いいですよ!
言ってみれば、振られたアラサー女が、ちょっとした毒を吐きながら、ドジョウ鍋食べて元気を取り戻す、というだけのものなんですが、その精神の再生の過程が実に細やかに自然に描写されていて、ついつい読みふけってしまいます。
あと、ドジョウ鍋が美味しそう! どういう食べ物なのかは、そりゃ分かってますけど、こと細かな同時中継で、「あー、涼しくなったら浅草いこ。食べよドジョウ。開きじゃなくて、絶対丸(そのまんま)で! ハイボール合うかな?」って思いましたもの。
文章も丁寧で読みやすく、引っかかるところもありませ…続きを読む