黒コート男爵の旅

　突如、自身の『夢の中』に閉じ込められてしまった小説家志望の高校生、オカダ・カケル。
　彼が夢の世界で出会ったのは、超常的な力を持ち、人々の夢の中を渡り歩く存在「黒コート男爵」だった。
　望んだことは何でも実現できる『力』を持つ男爵。
　彼とともに夢の世界を旅する中、カケルは夢から脱出する条件が「『小説家を目指すことへの葛藤』を解決すること」であると知らされる。
　しかし、夢の世界には男爵の他にも、超常的な力を持つ『何か』の影があり――。
　
　『何か』の正体。そして、旅の果てにカケルが出した、自身の『憧れ』に対する結論とは。


※念のため「残酷な描写あり」に設定しましたが、多少バトルシーンが含まれる程度です。
※小説家になろうにも投稿しています