秋の花が誘う怪異

前回の『夏花語り』に続き、
今回は女郎花・男郎花、菊、柊という、
秋の花に纏わる怪異が描かれます。

舞台も展開も三種三様で、
とても贅沢な読書体験を齎してくれます。

どの物語も恐いのは勿論ですが、
単に恐いだけでなく、
時に物悲しさを、
時にほっこりとした暖かさを
時に不思議な空恐ろしさを
私達に感じさせてくれます。

秋の夜長に、
是非、御一読を。

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