概要
あの子と、はじめて同じクラスになった。早苗、小学5年生。4月のできごと
三木早苗と、水島由衣は、同じ絵画工作教室(アトリエ・レインボー)に通っている
同じ小学校だが、学校ではほとんど話をしない
早苗は毎日男友だちとつるんでいるし、由衣は無口で、男の子のことも苦手そう
だけど、由衣がほんとうは、芯の強い女の子だってことを、早苗は知っている
※『見つけた日』の続編
本作だけでも読めますが、1作めをお読みいただくと、よりわかりやすいかと思われます
同じ小学校だが、学校ではほとんど話をしない
早苗は毎日男友だちとつるんでいるし、由衣は無口で、男の子のことも苦手そう
だけど、由衣がほんとうは、芯の強い女の子だってことを、早苗は知っている
※『見つけた日』の続編
本作だけでも読めますが、1作めをお読みいただくと、よりわかりやすいかと思われます
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!とても繊細で優しい視線に、胸を打たれます!
前作、少女未満のわたしたち(『みつけた日』)にて、絵画工作教室で起こった出来事から、由衣のことを知り始めた早苗。
5年生に上がり、教室も一緒になりますが、互いに遊ぶグループが違うために、仲が深まることはありませんでした。
しかし、教室に飾られることになったチューリップを通して、早苗は再び由衣のことを知るようになります。
とても静かな物語ですが、男子と女子の壁や、担任の茂木原先生のリアリティなど、詳細な描き込みがとても素晴らしいです!
そして何より、早苗の視点から描かれる、由衣の優しい行動に胸を打ちます!
優しい気持ちに立ち返ることができる、素晴らしい物語です!
是非ともご位置下さい! - ★★★ Excellent!!!チューリップ👀🌷
チューリップがあまり好きではなかった👀🌷
チューリップのイメージ。
小さな子が必ず、絵で描く✏️
わかりやすい形。
プラスチックの造花。
生き物のように、あまり感じられなかった。
大人になり、職場のプランターの世話をするようになって、チューリップを球根から育てた。
寒い冬に植えて、厳しい冬を越えて、
春に愛らしい芽を出す🌱
ツボミが開き始め、ようやく何色の花を咲かすか教えてくれる🌷
形良い花は徐々に開き、パラリパラリと花びらを落とす。
生き物じゃん👀
チューリップも生き物なんじゃん!
それから、チューリップが好きになった👀🌷💕
というより、お花すべてが好きになった。
けど、女の子···女性は…続きを読む