概要
自己責任でお願いします。
縦読み推奨です。
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- ★★★ Excellent!!!底知れない深淵と歪みのはてに
『狂った私の過去(アタマ)をどうか覗き込んで下さい。』
深川さまの真骨頂といえば、私の中では紛れもなくホラー作品なのですが、この作品はまさにそれ! と言っても過言ではない最恐。
ホラーとは一括りでは表せないジャンルであり、この作品は心霊的な恐怖ではなく、人間的な怖さ。人間は自分が知り得ないモノを少なからず怖いと思う。特に未知のセカイは近寄りがたく、できることなら触れたくないものである。
この作品のテーマは『宗教』に関わるもので、大半の人間は信仰心に囚われている人間を異質な者として見なすフシがあり、異様な空気感を不快と思う。しかしそれが物心ついた頃から当たり前になっていたら?
この物…続きを読む - ★★★ Excellent!!!壺の底のその向こう
宗教にはまった家に生まれるというのは、生まれながらの地獄である。
一方で、人間は頭を抑えつけられて生きるものではないとも、教えてくれる。
幼少期より歪んだ考えを植え付けられていれば、それに染まるはずなのだが、多くの人が「これは違う」と叫ぶのだ。
もちろん素直に染まる方もいて、マイルドな二世の方々は宗教の良い面を上手に取り込み、社会よりもそちらの方が安泰に生きることが出来るシェルターだと見做す。
日本は宗教の自由が認められているので、他者に迷惑をかけないのならば好きにすればよい。
しかし家庭内における新興宗教は、幼い子供に向かって、巨大な圧力と暴力となって襲いがちである。
…続きを読む - ★★★ Excellent!!!WEB発ホラー作品に飽きた方に、書籍クラスの底冷えする怖さを
幼少期の記憶という静かな語り口から始まるのに、読むほどに底冷えするような恐怖が染み込んでくる。
家庭や宗教、一見ごく普通な、しかし実は特殊な社会の中、子どもが体験した現実の中に潜む異形の恐怖を描いた、極めてリアルな怖さの予兆。
眼球、壺と供物、置き去りにされた託児室――全ての描写が、怖い。日常、身近にある物ばかりなのに……
まだ始まったばかりの連載ですが、冒頭を一読するだけでも作者の筆力が分かるかと。
すごく……怖いです。
ぜひ多くの方に読んでほしい作品です。
けれども、読むにあたっては、自己責任ですよ……
なにかついてきても、知りませんからね